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隣の国なのに、遠回り。パプアニューギニアへの行き方を考えた

記事の冒頭
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インドネシアに住んで、丸5年になりました。

日本との往復はもちろん、シンガポールやマレーシアなど、近くの国にもいくつか出かけてきました。インドネシアの中でも、ジャワ、バリ、パプアと、ずいぶんあちこちへ足を運んだと思います。それでも、まだ一度も行ったことのない隣の国があります。パプアニューギニアです。

ニューギニア島の西半分はインドネシア、東半分はパプアニューギニア。ひとつの島の真ん中に、定規で引いたような国境があります。地図で見ると、マカッサルから東へまっすぐ飛べば着きそうな距離です。

それなのに、この国のことを、私はほとんど知りませんでした。首都がポートモレスビーだということ。数百もの言葉が話されている国だということ。知っているのはその程度で、街の様子も、人々が普段何を食べているのかも、思い浮かびません。

今回、そのパプアニューギニアへ初めて行く機会ができました。行き先は首都のポートモレスビーです。

隣の国ですし、行き方くらいすぐ決まるだろうと思っていました。ところが、航空券を調べ始めてみると、これがなかなか決まりません。

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ジャヤプラから、国境を越えてみるか

最初に頭に浮かんだのは、陸路でした。

インドネシア側のパプア州ジャヤプラまで飛び、そこから陸路で国境を越える方法です。ジャヤプラには以前、一日だけ滞在したことがあります。港があり、坂の多い街で、インドネシアの東の端まで来たのだという実感がありました。あの街から車で走れば、もう隣の国です。

日本で暮らしていると、陸続きの国境を越える機会はまずありません。一度、陸路で国境を越えてみたいと思いました。

ただ、調べていくうちに気づきました。国境を越えた先は、パプアニューギニアの北の端です。首都のポートモレスビーは島の反対側、南の海沿いにあります。その間は道路がつながっておらず、結局また飛行機に乗ることになります。

国境の手続きをして、その先の町で飛行機を探して、乗り継いで、ようやく首都へ。日数も手間も、かなりかかりそうです。

隣の国に入ることと、行きたい街に着くことは、別の話でした。

国境越えは、いつか時間のあるときの楽しみに取っておくことにして、素直に飛行機で行く方法を探すことにしました。

調べるほど、経由地が増えていく

飛行機で探してみると、インドネシアからポートモレスビーへの直行便は見つかりません。候補に出てくるのは、周りの国を経由するルートばかりです。

まず考えたのは、バリでした。バリは世界中から飛行機が集まる島ですから、東へ向かう便もあるのではないか。ところが、調べてもポートモレスビーへの直行便は見つかりませんでした。

次はマニラ経由。フィリピンからなら、南へ下ればパプアニューギニアです。地図の上ではそれらしく見えるのですが、マカッサルからマニラへ行くまでにも乗り継ぎがあり、日程に組み込むと、なかなかすっきりしません。

そして、オーストラリア経由。パプアニューギニアの南はオーストラリアですから、いったんオーストラリアに入って、そこから北へ戻るという方法もあるようです。

航空券のサイトを開き、出発地と到着地を入れ、乗り継ぎ時間を確かめ、別のサイトでまた調べる。調べるほど候補が増えて、なかなか決まりません。隣の国へ行くだけなのに、経由地の候補には、いろいろな国の名前が出てきます。

いろいろ見比べた結果、最後まで残ったのは二つでした。

ひとつは、バリからオーストラリアのケアンズに入り、そこからポートモレスビーへ向かうルート。

もうひとつは、ジャカルタからシンガポールへ出て、そこからポートモレスビーへ向かうルートです。

値段がほぼ同じなら、楽なほうへ

航空券の値段も比べてみました。値段は予約するタイミングや便によって変わりますが、私が調べたときには、どちらのルートも総額はほぼ同じでした。

正直に言うと、どちらかがはっきり安ければ、それで決めてしまうつもりでした。ところが、値段で差がつかない。そうなると、決め手は移動のしやすさです。

バリ・ケアンズ経由は、今回の日程に合わせると、途中で前泊が必要になったり、乗り継ぎの待ち時間が長くなったりします。ケアンズで入国して泊まるなら、ETAなどの事前手続きも必要です。別々に買う航空券がうまくつながるかも、気になります。

別々に買った航空券では、前の便が遅れて乗り継げなくても、次の便への振り替えが保証されるわけではありません。その先の移動を、自分で手配し直すことになるかもしれません。初めての国へ向かう途中で、そんな心配を抱えたくはありませんでした。

一方のシンガポール経由は、途中でホテルに泊まらず、夜にシンガポールを出て、翌朝にはポートモレスビーに着けます。マカッサルからジャカルタへの便は、何度乗ったかわからない路線です。ジャカルタもチャンギも慣れているので、その点でも安心です。

値段が変わらないなら、泊まらずに行けるほうがいい。移動の疲れも気になります。なるべく疲れずに到着したいところです。

こうして、シンガポール経由に決めました。

東へ行くために、まず西へ

決まったルートは、こうなりました。

マカッサル → ジャカルタ → シンガポール → ポートモレスビー

あらためて地図に線を引いてみると、なんとも不思議な形です。東にある隣の国へ行くのに、まず西のジャカルタへ飛び、さらに北西のシンガポールまで行ってから、ようやく東へ向かいます。

それでも、今回の日程ではこれがいちばん無理のない行き方でした。

隣の国だから簡単に行けると思っていましたが、航空券を決めるまでに、ずいぶん調べることになりました。

ともあれ、ルートは決まりました。初めてのパプアニューギニアがどんなところなのか、楽しみです。

シンガポールから先の搭乗記や、ポートモレスビーに着いてからのことは、また別の記事で書こうと思います。

記事の最後
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kenji kuzunuki

葛貫ケンジ@インドネシアの海で闘う社長🇮🇩 Kenndo Fisheries 代表🏢 インドネシア全国の魅力を発信🎥 タコなどの水産会社を経営中25年間サラリーマン人生から、インドネシアで起業してインドネシアライフを満喫しています。 インドネシア情報だけでなく、営業部門に長年いましたので、営業についてや、今プログラミングを勉強中ですので、皆さんのお役にたつ情報をお伝えします。