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とうとうLPGガスも値上げ!マカッサル生活に直撃する家庭エネルギーの現実

記事の冒頭
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インドネシアで生活していると、日々の暮らしの中で最も身近なエネルギーのひとつが「LPGガス」です。

家庭のキッチンはもちろん、ワルンやレストラン、ホテルの厨房まで、ほとんどがこのガスを使っています。

そんなLPGガスですが、2026年4月18日からついに値上げが発表されました。

実はインドネシアでは最近、

・航空燃料の値上げ

・ガソリン価格の上昇

・航空券価格の高騰

などエネルギー関連の値上げが相次いでいます。

そして今回、ついに家庭用のLPGガスにも値上げの波が到達しました。

マカッサルに住んでいると、こういう生活コストの変化はリアルに感じます。

今回のLPG値上げについて解説します。

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2026年4月からLPGガスが値上げ

国営エネルギー企業であるPertamina(プルタミナ)は、2026年4月18日から非補助金LPGの価格を引き上げると発表しました。

対象となるのは以下の2種類です。

・Bright Gas 5.5kg

・LPG 12kg

いずれも、家庭やレストランなどで広く使われているガスです。

今回の値上げは全国で実施され、州ごとに価格が設定されています。

南スラウェシ州の最新LPG価格

2026年4月18日からの南スラウェシ州の価格

  • Bright Gas 5.5kg  111,000ルピア
  • LPG 12kg  230,000ルピア

となりました。

今回の値上げ幅は

・5.5kg → 約17,000ルピア値上げ

・12kg → 約36,000ルピア値上げ

となっています。

割合でいうと、約18〜19%の値上げです。

これは、家庭のエネルギーとしてはかなり大きい上昇です。

なぜガス価格が上がったのか

今回の値上げの背景には、世界的なエネルギー価格の上昇があります。

主な理由は次の3つです。

① 原油価格の上昇

② 世界のエネルギー市場の混乱

③ 為替(ルピア安)

特に大きいと言われているのが中東情勢の緊張です。

エネルギー価格は中東情勢に強く影響されるため、世界中で燃料コストが上昇しています。

その影響は

・航空燃料

・ガソリン

・LPG

などに波及しています。

最近インドネシアでは

  • 航空券の値上げ
  • 燃料の値上げ
  • 物流コストの上昇

が同時に起きています。

今回のLPG値上げも、その流れの一つと言えるでしょう。

ただし「3kgガス」は値上げなし

ここで重要なのが、補助金ガス(3kg LPG)は値上げされていないという点です。

インドネシアでは黄色のボンベのLPG 3kgは政府の補助金対象です。

これは主に

・低所得者

・小規模飲食店

・屋台

などが利用するガスです。

政府は今回「補助金ガスの価格は据え置き」としています。

つまり、

富裕層やレストランが使う12kgガスは値上げ

庶民向けの3kgガスは据え置き

という構造です。

これはインドネシアらしい政策です。

マカッサル生活で感じるガス事情

マカッサルに住んでいると、LPGは本当に生活の中心にあります。

日本のように都市ガスがあるわけではないので

家庭のコンロはほぼすべてガスボンベ方式です。

スーパーでも普通に売っています。

そして特徴的なのが。ガスがなくなるとボンベを交換する文化です。

日本のように「ガス会社が自動供給」ではなく、

・ガス販売店

・ワルン

・ミニマーケット

などでボンベを交換します。

慣れると便利ですが、値段が上がると生活コストに直撃します。

レストランにも影響する可能性

今回の値上げは家庭だけでなく、レストランやワルンにも影響します。

特に

・ナシゴレン屋

・ミーゴレン屋

・屋台

などはガスを大量に使います。

もちろん小さな屋台は3kgガスを使うことが多いですが、

中規模のレストランは12kgガスを使うことが多いです。

つまり今回の値上げは、飲食店のコスト増につながる可能性があります。

今後

・料理価格

・レストランの値段

にも影響が出てくるかもしれません。

インドネシアはエネルギー価格が安すぎた

正直に言うと、インドネシアのエネルギー価格は世界的に見るとかなり安いです。

例えば

ガソリン

電気

ガス

は長年、政府補助金で安く抑えられてきました。

しかし

・人口増加

・財政負担

・エネルギー輸入

などの問題があり、徐々に補助金を減らす方向に進んでいます。

今回のLPG値上げも、その流れの一部でしょう。

これから生活コストはどうなるのか

最近のインドネシアは、少しずつですが生活コスト上昇が見え始めています。

ただし、急激なインフレではなくゆっくり上がっていくタイプです。

マカッサルで生活している感覚としても、まだ生活は十分安いですが、

以前より「ちょっとずつ高くなってきた」という印象はあります。

まとめ

LPG値上げはインドネシア経済の変化のサイン

今回のLPG値上げは、

単なるガス価格の変更ではありません。

背景には

・世界エネルギー市場

・中東情勢

・インドネシアの補助金政策

など、様々な要因があります。

マカッサルで生活していると、

こうした変化がリアルに感じられます。

これからもインドネシアではエネルギー価格の調整が続く可能性があります。

生活者としては、こうしたニュースをしっかり見ていく必要がありそうです。

記事の最後
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kenji kuzunuki

葛貫ケンジ@インドネシアの海で闘う社長🇮🇩 Kenndo Fisheries 代表🏢 インドネシア全国の魅力を発信🎥 タコなどの水産会社を経営中25年間サラリーマン人生から、インドネシアで起業してインドネシアライフを満喫しています。 インドネシア情報だけでなく、営業部門に長年いましたので、営業についてや、今プログラミングを勉強中ですので、皆さんのお役にたつ情報をお伝えします。