Categories: Indonesia

人生で一番無駄だったのは、他人と比べることだった  インドネシア生活で気づいたこと

記事の冒頭
この記事が役に立ったら、1クリックで応援お願いします

はじめに

若い頃の私は、いつも誰かと比べていた。

同級生と比べていた。

同僚と比べていた。

SNSで見かける誰かとも比べていた。

年収。

役職。

住んでいる場所。

持っているもの。

キャリア。

人生。

比較する理由は単純だった。

自分が今どの位置にいるのか知りたかったからだ。

安心したかった。

間違っていないと思いたかった。

でも今振り返ると、その時間の多くは無駄だったように思う。

なぜなら、人と比べ続ける限り、本当の意味で満足することはできないからだ。

インドネシアで暮らして5年。

私はようやくそのことに気づき始めた。

本文の途中(見出し前)
この記事が役に立ったら、1クリックで応援お願いします

比較することが当たり前だった

日本社会は比較でできている。

受験もそうだ。

就職活動もそうだ。

昇進もそうだ。

数字や順位で評価されることが多い。

だから自然と比較する癖が身につく。

誰が上なのか。

誰が下なのか。

自分はどの位置にいるのか。

それが悪いわけではない。

競争が人を成長させることもある。

しかし問題は、

比較することが目的になってしまうことだ。

私は長い間、その状態だった。

海外へ来ても比較は続いた

インドネシアへ来れば変わると思っていた。

でも最初は違った。

海外駐在員と比べた。

起業家と比べた。

成功している日本人と比べた。

SNSを見るたびに、

「あの人はすごいな」

と思った。

そして気づかないうちに落ち込んでいた。

比較の対象が日本人から海外在住者へ変わっただけだった。

結局、場所が変わっても自分の癖は変わらなかった。

インドネシア人を見ていて感じたこと

そんな中で、インドネシア人を見ていて不思議に思うことがあった。

もちろん競争はある。

出世したい人もいる。

お金を稼ぎたい人もいる。

でも日本ほど他人を気にしていないように見えた。

給料が高い人もいる。

低い人もいる。

大きな家に住む人もいる。

小さな家に住む人もいる。

それでも楽しそうに笑っている。

最初は不思議だった。

なぜだろう。

しばらく考えて分かった。

彼らは比較する相手ではなく、

目の前の生活を見ているのだ。

比較には終わりがない

もし年収が増えたとしても、

もっと稼いでいる人がいる。

もし会社で出世しても、

もっと上の人がいる。

もし大きな家を買っても、

もっと立派な家に住んでいる人がいる。

比較には終わりがない。

だから比較によって幸せになろうとすると苦しくなる。

目標を達成しても満足できない。

また次の比較が始まる。

私は何度もそれを繰り返してきた。

そしてようやく気づいた。

比較はゴールのないマラソンなのだと。

人生の条件はみんな違う

海外生活を続けていると、

比較すること自体が難しくなる。

私はインドネシアで暮らしている。

友人は東京で働いている。

別の友人は地方で家業を継いでいる。

誰一人として同じ条件ではない。

家族構成も違う。

価値観も違う。

住む国も違う。

そんな状況で、

どちらが幸せかを比べることに意味はあるのだろうか。

おそらくない。

人生は競技ではない。

順位もない。

ゴールも違う。

だから比較しても答えは出ない。

比較しなくなって楽になった

最近、昔ほど人と比べなくなった。

もちろんゼロではない。

今でも時々比べてしまう。

でも以前ほど気にならない。

なぜなら、

他人の人生は他人のものだと理解したからだ。

そして、

自分の人生は自分のものだと理解したからだ。

誰かの成功が、自分の失敗を意味するわけではない。

誰かの幸せが、自分の不幸を意味するわけでもない。

そんな当たり前のことを、ようやく理解できるようになった。

本当に見るべき相手

比較するなら、

他人ではなく過去の自分だと思う。

1年前の自分。

5年前の自分。

10年前の自分。

その時より少しでも成長しているなら、それで十分ではないだろうか。

昔の私は、

インドネシアで暮らすことも想像していなかった。

会社を作ることも想像していなかった。

タコ事業に関わることも想像していなかった。

それでも今ここにいる。

そう考えると、

比較する相手は他人ではなく、自分自身なのだと思う。

おわりに

人生で一番無駄だったのは、他人と比べることだった。

比較して得られたものもあった。

努力する原動力になったこともある。

しかし失ったものも多かった。

焦り。

不安。

劣等感。

そして本来楽しめたはずの時間。

インドネシアで暮らして気づいたことがある。

人生は競争ではない。

誰かに勝つために生きるものでもない。

自分が納得できる人生を生きるためのものだ。

だから最近は、

誰かより上を目指すのではなく、

昨日の自分より少し前へ進むことを大切にしている。

それだけで人生はずいぶん楽になる。

そして不思議なことに、その方が毎日を楽しめるようになった。

もし今、誰かと比べて苦しくなっている人がいるなら伝えたい。

あなたの人生は、あなたのものだ。

他人の物差しで測る必要なんて、本当はどこにもないのだから。

記事の最後
この記事が役に立ったら、1クリックで応援お願いします
kenji kuzunuki

葛貫ケンジ@インドネシアの海で闘う社長🇮🇩 Kenndo Fisheries 代表🏢 インドネシア全国の魅力を発信🎥 タコなどの水産会社を経営中25年間サラリーマン人生から、インドネシアで起業してインドネシアライフを満喫しています。 インドネシア情報だけでなく、営業部門に長年いましたので、営業についてや、今プログラミングを勉強中ですので、皆さんのお役にたつ情報をお伝えします。