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人生は思ったより長く、思ったより短い インドネシア5年目で考える時間のこと

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はじめ

最近、時間について考えることが増えた。

若い頃はそんなことを考えなかった。

時間は無限にあるような気がしていた。

20代の頃、

50代なんて遠い未来だった。

定年も老後も、自分には関係のない話だと思っていた。

しかし気づけば私は1970年生まれの55歳になった。

今年には56歳になる。

インドネシアへ移住してからも5年が経った。

ついこの前マカッサルへ来たような気がするのに、気づけばもう5年だ。

最近よく思う。

人生は思ったより長い。

そして思ったより短い。

この二つは矛盾しているようで、実はどちらも本当なのだと思う。


5年という時間は長いのか短いのか

2021年にインドネシアへ移住した。

会社を設立した。

工場を立ち上げた。

タコの輸出事業を始めた。

最初は右も左も分からなかった。

現地スタッフとのコミュニケーション。

原料の確保。

輸出の手続き。

設備投資。

毎日が挑戦だった。

当時は目の前のことで精一杯だった。

だから時間の流れを意識する余裕もなかった。

しかし振り返ると驚く。

工場は稼働し、多くのスタッフが働いている。

取引先も増えた。

事業も少しずつ成長している。

5年という時間は決して短くない。

それだけの変化が起きている。

でも体感としては本当にあっという間だった。

つい先日のことのように感じる。

時間とは不思議なものだ。


子どもは、もう大人になった

時間の流れを最も感じるのは子どもたちの存在かもしれない。

私には二人の子どもがいる。

そして今は二人とも社会人になり、それぞれ独立している。

ついこの前まで、

学校のことを心配していた気がする。

進路について話し合っていた気がする。

親としてできることを考えていた気がする。

しかし気づけば、

二人とも自分の人生を歩いている。

もちろん嬉しい。

親として安心もしている。

しかし少しだけ寂しさもある。

子育てをしている時は長く感じた。

大変なこともあった。

でも振り返ると本当に短い。

人生には戻れない時間がある。

子どもと過ごした時間も、その一つなのだと思う。


親と過ごせる時間は限られている

55歳になると、

子どもの成長以上に、

親の年齢を意識するようになる。

若い頃、

親はずっと元気でいるものだと思っていた。

しかし最近は違う。

日本へ帰るたびに感じる。

親も年を取っている。

歩く速度。

話し方。

体力。

少しずつ変化している。

その姿を見るたびに思う。

あと何回、一緒に食事ができるだろう。

あと何回、元気な姿を見ることができるだろう。

そんなことを考える年齢になった。

若い頃は未来ばかり見ていた。

今は残された時間の大切さを考えるようになった。


人生は短い。でも、まだ終わらない

よく人生は短いと言われる。

確かにそう思う。

55年なんて振り返ると本当にあっという間だった。

しかし一方で、

まだ人生は続いている。

事業もある。

挑戦したいこともある。

行きたい場所もある。

会いたい人もいる。

健康であれば、

まだ20年、30年という時間が残されているかもしれない。

そう考えると、

人生は意外と長い。

ここが人生の面白いところだと思う。

短いからこそ大切。

長いからこそ焦らなくてもいい。

その両方が存在している。


昔は「いつか」を信じていた

若い頃の私は、

いつか幸せになると思っていた。

いつか成功したら。

いつか余裕ができたら。

いつか時間ができたら。

しかし、その「いつか」はなかなか来なかった。

なぜなら、

人生は常に次の課題が現れるからだ。

仕事が落ち着けば別の仕事が来る。

子育てが終われば親のことを考える。

問題がなくなることはない。

だから最近は、

「いつか」ではなく「今」を大切にしたいと思うようになった。


インドネシアが教えてくれた時間感覚

インドネシアで暮らしていて感じることがある。

この国の人たちは、

日本人ほど急いでいない。

もちろん仕事では困ることも多い。

飛行機は遅れる。

工事も予定通り終わらない。

約束の時間もずれる。

最初はイライラした。

しかし5年も住んでいると考え方が変わる。

人生はそんなに急がなくてもいいのではないか。

そう思うようになった。

海を見ながらコーヒーを飲む時間。

家族と話す時間。

夕日を眺める時間。

何もしない時間。

そういう時間にも価値があることを、この国は教えてくれた。


残り時間をどう使うのか

最近は、

あと何年元気に動けるだろう

と考えることがある。

悲観的な意味ではない。

むしろ前向きな意味だ。

時間には限りがある。

だからこそ大切なのだと思う。

会いたい人には会う。

やりたいことはやる。

行きたい場所へ行く。

後悔を減らす。

若い頃は何でも後回しにできた。

しかし今は違う。

時間だけは取り戻せない。

それが分かる年齢になった。


おわりに

人生は思ったより長い。

だから失敗しても大丈夫だ。

遠回りしてもいい。

何度でもやり直せる。

しかし人生は思ったより短い。

だから本当に大切なことを後回しにしない方がいい。

家族との時間を大切にする。

やりたいことに挑戦する。

55歳になった今、

若い頃とは時間の見え方が変わった。

時間は無限ではない。

だからこそ美しい。

そして限られているからこそ、一日一日が貴重なのだと思う。

マカッサルの夕日を見ながら、

これからの人生をどう生きるのか。

そんなことを考える年齢になった。

人生は思ったより短い。

でも、まだ終わってはいない。

だから今日も前を向いて歩いていこうと思う。

記事の最後
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kenji kuzunuki

葛貫ケンジ@インドネシアの海で闘う社長🇮🇩 Kenndo Fisheries 代表🏢 インドネシア全国の魅力を発信🎥 タコなどの水産会社を経営中25年間サラリーマン人生から、インドネシアで起業してインドネシアライフを満喫しています。 インドネシア情報だけでなく、営業部門に長年いましたので、営業についてや、今プログラミングを勉強中ですので、皆さんのお役にたつ情報をお伝えします。