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ANA深夜便でクアラルンプールへ!空港で朝を迎える!

私のインドネシアへの旅は、少し変則的なルート、クアラルンプール経由で始まりました。最初のフライトはANAのクアラルンプール行きNH885便。羽田空港の23時30分の静かな夜に出発し、翌朝6時の到着を目指します。使用される機体はB787-9で、その静かで滑らかな飛行は、夜空を行く銀の翼に相応しいものです。夜行便に乗るのは久しぶりで、疲労が溜まらないか心配でしたが、ラウンジで適度に摂ったアルコールが眠りを誘う助けになることを期待しています。

羽田空港からの静かな旅立ち

私の座席はエコノミークラスの28A、非常口近くの窓側ですが、窓の代わりに壁があるため外の景色は望めません。

しかし、壁にもたれて眠るのにはちょうど良く、足も伸ばせるため、トイレもすぐそばにありますから、何も気にせずに深い眠りにつける環境です。

定刻に出発した飛行機は、夜の羽田空港を後にしましたが、窓がないため、その美しい夜景を見送ることはできませんでした。

静けさの中でのフライト

飛行初期には気流の関係で小刻みな揺れがありましたが、午前0時30分頃には飛行が安定しました。機内はすでにほとんどのライトが消え、静寂が広がり、眠りにつくにはぴったりの環境となりました。キャビンアテンダントからは、お菓子と水が入った小袋が手渡され、その簡素なサービスが深夜の寂しさを和らげてくれました。

目を覚ますと、すでに機体はカリマンタン島のコタキナバル上空を飛んでいました。

窓がないため外の景色は見えませんが、フライトマップでその位置を確認すると、旅の進行を実感できます。約3時間ほど眠ることができたようです。到着の2時間前、機内の照明が少しずつ明るくなり、やがて朝食の時間となりました。和食が恋しくなる前にと、焼き魚旨煮弁当を選択。

メバルの焼き魚と野菜の煮物が入っており、その他に合鴨スモークとポテトサラダ、ミックスサラダ、フルーツが添えられていました。あっさりとした朝食で、さっぱりとした味わいが飛行機の中での食事にはちょうど良かったです。

クアラルンプール到着と朝の光

やがて機体は降下を開始し、クアラルンプール国際空港への着陸準備に入りました。窓のないこの席からは、着陸の瞬間を目で見ることはできませんが、着陸の感触を足元で感じながら、無事に定刻通りの到着を迎えました。

日本との時差は1時間だけですが、地球の大きさを感じさせる西への長旅でした。

まだ日の出前で外は真っ暗ですが、機内から降りてターミナルに移動し、KLIAターミナルへのバスに乗り込みました。

入国手続きは自動化ゲートでスムーズに完了し、わずか10秒でマレーシア入国が済みました。

荷物を受け取り、出発ロビーへ移動すると、ちょうど空が明るくなり始めていました。

ロビーの外に出ると、日の出の光が空港を照らし始めていました。

KLIAエクスプレスの駅を背景に広がる朝焼けの景色は、この旅の新たな章の始まりを告げるかのようでした。

最高の景色を眺めた後、心地よい気分転換を得て、疲れを感じることなく次の便へと向かいました。

kenji kuzunuki

葛貫ケンジ@インドネシアの海で闘う社長🇮🇩 Kenndo Fisheries 代表🏢 インドネシア全国の魅力を発信🎥 タコなどの水産会社を経営中25年間サラリーマン人生から、インドネシアで起業してインドネシアライフを満喫しています。 インドネシア情報だけでなく、営業部門に長年いましたので、営業についてや、今プログラミングを勉強中ですので、皆さんのお役にたつ情報をお伝えします。

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