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海外生活で失ったもの、手に入れたもの インドネシア5年目で思うこと

記事の冒頭
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海外移住という言葉を聞くと、多くの人は「新しい人生」をイメージする。

自由な働き方。

暖かい気候。

新しい出会い。

日本とは違う価値観。

確かにそれは間違っていない。

私自身も2021年にインドネシアへ移住し、気づけば5年目を迎えた。

振り返ると、本当にたくさんの経験をした。

工場を作った。

輸出事業を立ち上げた。

インドネシア人スタッフと働いた。

離島や漁村を訪ね歩いた。

数え切れないほどの失敗も経験した。

そして今思う。

海外生活は何かを得ることばかりではない。

同時に、何かを失うことでもある。

今日は、インドネシアで暮らした5年間で私が失ったもの、そして手に入れたものについて書いてみたい。

本文の途中(見出し前)
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失ったもの① 「当たり前」の安心感

日本にいた頃、私は水道が出ることを疑ったことがなかった。

電気が使えることも。

インターネットが繋がることも。

修理が終わることも。

飛行機が予定通り飛ぶことも。

すべて当たり前だった。

しかし海外では違う。

最近も自宅の水道設備が故障した。

ポンプを交換した。

直ったと思った。

翌日また止まった。

原因を調べる。

また修理する。

また壊れる。

そんなことが何週間も続いた。

日本では考えられないようなことが、こちらでは日常として起こる。

海外生活を始めて失ったもの。

それは、

「何も起きない安心感」

だったと思う。

失ったもの② 気軽に会える家族や友人

これは想像以上に大きかった。

日本にいた頃は、

会おうと思えば会えた。

連絡しようと思えばすぐできた。

しかし海外に住むと、それが難しくなる。

家族の誕生日。

親戚の集まり。

友人との飲み会。

気づけば、自分だけがそこにいない。

もちろん今はビデオ通話がある。

便利な時代だ。

でも実際に同じ空間にいることとは違う。

海外生活を続けるほど、この距離は少しずつ大きくなる。

失ったもの③ 「普通の人生」

日本で会社勤めを続けていたらどうなっていただろう。

時々そんなことを考える。

毎朝同じ時間に起きる。

同じ職場へ通う。

休日は家族と過ごす。

それも一つの幸せだったと思う。

しかし私は違う道を選んだ。

インドネシアで起業した。

工場を作った。

輸出事業を始めた。

その代わりに失ったものもある。

安定だ。

予測できる未来だ。

海外生活は刺激的だが、その裏側では常に不確実性と隣り合わせでもある。

手に入れたもの① 「なんとかなる」という感覚

一方で、大きく変わったこともある。

それは、

「なんとかなる」

と思えるようになったことだ。

昔の私は心配性だった。

予定通り進まないと不安だった。

トラブルが起きると焦った。

しかし海外生活では毎日のように何かが起きる。

飛行機が遅れる。

荷物が届かない。

停電する。

契約が変わる。

スタッフが突然辞める。

最初は大変だった。

でも5年も続くと分かってくる。

意外となんとかなる。

むしろ、なんとかするしかない。

この感覚は日本にいた頃にはなかったものだ。

手に入れたもの② 価値観の広さ

日本にいた頃は、

日本の常識が世界の常識だと思っていた。

しかし海外へ出ると、それが崩れる。

インドネシアにはインドネシアの正しさがある。

日本には日本の正しさがある。

どちらが正解という話ではない。

違うだけだ。

この感覚を知ったことで、人を否定することが減った。

昔よりも、

「そういう考え方もあるよね」

と思えるようになった気がする。

手に入れたもの③ 人とのつながり

不思議なことに、海外生活をすると人とのつながりの大切さを強く感じる。

日本ではシステムが助けてくれる。

しかし海外では最後は人だ。

困った時に助けてくれる人。

紹介してくれる人。

相談に乗ってくれる人。

現地スタッフ。

取引先。

友人。

海外生活で成功するかどうかは、人とのつながりに大きく左右される。

そのことを私はインドネシアで学んだ。

手に入れたもの④ 世界の広さ

日本にいると、日本が世界の中心に見える。

しかし海外で生活すると、

世界は想像以上に広いことに気づく。

日本では当たり前のことが、海外では珍しい。

逆に海外では当たり前のことが、日本では特別だったりする。

この視点を持てたことは、人生において大きな財産だと思う。

手に入れたもの⑤ 今を楽しむ力

インドネシア人を見ていて思う。

彼らは今を生きるのが上手い。

もちろん将来も考える。

しかし、日本人ほど先の不安に縛られていない。

夕方になればコーヒーを飲む。

友人と話す。

笑う。

日本にいた頃の私は、

「次はどうする」

ばかり考えていた。

今でもその癖は残っている。

でも以前より、

「今日は良い一日だった」

と思える回数は増えた気がする。

おわりに

インドネシアに住んで5年。

失ったものはたくさんある。

便利さ。

安心感。

安定した日常。

気軽に会える家族や友人。

しかし、それ以上に得たものもある。

柔軟さ。

人とのつながり。

世界を見る視点。

そして、

「なんとかなる」

という強さ。

もし時間を巻き戻せるとしても、私はきっと同じ選択をすると思う。

海外生活は決して楽ではない。

孤独もある。

疲れる日もある。

でも、その代わりに日本にいたままでは見られなかった景色を見せてくれる。

インドネシア5年目。

まだまだ分からないことだらけだ。

それでも、ここで暮らした時間は間違いなく私の人生を豊かにしてくれた。

そんなことを、最近よく思う。

記事の最後
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kenji kuzunuki

葛貫ケンジ@インドネシアの海で闘う社長🇮🇩 Kenndo Fisheries 代表🏢 インドネシア全国の魅力を発信🎥 タコなどの水産会社を経営中25年間サラリーマン人生から、インドネシアで起業してインドネシアライフを満喫しています。 インドネシア情報だけでなく、営業部門に長年いましたので、営業についてや、今プログラミングを勉強中ですので、皆さんのお役にたつ情報をお伝えします。