インドネシアに住み始めた日本人が、よく言う言葉があります。
「最初は合わないと思った」
「でも、気づいたら好きになっていた」
実際、インドネシアは日本とかなり違います。
時間はルーズ。
渋滞は多い。
予定は変わる。
インフラも完璧ではない。
日本人からすると、ストレスを感じる場面も少なくありません。
しかし、不思議なことに、多くの日本人がインドネシアにハマっていく。
「また戻ってきたくなる」
「なんだか落ち着く」
「人が温かい」
そう感じる人が非常に多いのです。
私自身、マカッサルで生活する中で、最初は戸惑うことばかりでした。
しかし、気づけば、
「この国の空気感、悪くないな」
と思うようになっていました。
なぜ日本人はインドネシアに惹かれるのか?
現地で生活して感じた、“インドネシアの不思議な魅力”について解説します。
まず、日本人が驚くのがここです。
インドネシアは、とにかく人との距離が近い。
すぐ話しかける。
すぐ笑う。
すぐ写真を撮る。
Grabの運転手とも普通に会話する。
日本だと、
「知らない人とは距離を取る」
感覚があります。
しかしインドネシアでは、
“まず人と関わる”
のが自然です。
最初は戸惑います。
しかし、慣れてくると、この距離感が心地よくなってくる。
これが、ハマる理由の一つだと思います。
インドネシアでは、本当に人がよく笑います。
店員。
警備員。
屋台。
近所の人。
みんな気軽に話しかけてくる。
しかも、上下関係が日本ほど強くありません。
もちろん礼儀はあります。
しかし、日本のような“堅苦しさ”が少ない。
だから、人間関係がかなり楽です。
日本では、
「空気を読む」
「失礼がないようにする」
ことに気を使います。
しかしインドネシアでは、
「まず仲良くなる」
空気が強い。
この違いはかなり大きいです。
これは良くも悪くもですが、日本人はこの“ゆるさ”にハマる人が多いです。
時間は多少ズレる。
予定も変わる。
会話も長い。
最初はイライラします。
しかし、長く住んでいると、
「そんなに急がなくてもいいか」
と思うようになる。
日本社会は、かなり緊張感があります。
時間厳守。
空気を読む。
効率重視。
一方、インドネシアには、
“急ぎすぎない空気”
があります。
これが、疲れた日本人には意外と心地よいのです。
以前の記事でも書きましたが、インドネシアは家族文化が非常に強いです。
親戚との距離が近い。
助け合い文化がある。
家族を大切にする。
日本では、人間関係がかなり個人化しています。
しかしインドネシアでは、
“みんなで支え合う”
感覚がまだ強く残っています。
だから、人とのつながりに温かさがある。
これは日本人にとって、どこか懐かしく感じる部分かもしれません。
日本人はかなり疲れています。
空気を読む。
相手を察する。
言葉を選ぶ。
もちろん、それは日本の素晴らしい文化です。
しかし、一方でかなり神経を使う。
インドネシアでは、
「言葉で言えばいい」
文化があります。
そのため、日本ほど“空気の圧力”が強くない。
もちろん、文化の違いによる苦労もあります。
しかし、
「そこまで気を使わなくていい」
楽さもあるのです。
日本では、
「迷惑をかけない」
が非常に重視されます。
そのため、悩みを1人で抱え込む人も多い。
しかしインドネシアでは、
「誰かに相談する」
ことへのハードルが低い。
家族。
友達。
同僚。
すぐ相談する。
だから、孤独感が少ないのです。
これはかなり大きいと思います。
インドネシアには、“人間臭さ”があります。
雑談する。
助け合う。
笑う。
集まる。
効率だけでは動いていない。
もちろん、日本の便利さは素晴らしいです。
しかしインドネシアには、
“人が人らしく生きている感じ”
があります。
だから、日本人はどこか惹かれるのかもしれません。
正直、不便は多いです。
渋滞。
ゴム時間。
停電。
インフラ問題。
日本人からするとストレスもあります。
しかし、不思議と嫌いになれない。
なぜか。
それを超える“人の温かさ”があるからです。
困った時に助けてくれる。
笑顔で接してくれる。
すぐ仲良くなる。
インドネシアは、
“人”
で成り立っている国だと思います。
長く住んでいて感じることがあります。
それは、日本人は思っている以上に疲れているということです。
時間。
空気。
競争。
ストレス。
日本社会は、本当にレベルが高い。
だからこそ、インドネシアの、
・ゆるさ
・人間関係
・フレンドリーさ
・雑談文化
に癒される。
「ちゃんとしすぎなくてもいい」
その空気に救われる人が多いのだと思います。
日本人がインドネシアにハマる背景には、
・人との距離の近さ
・フレンドリー文化
・家族文化
・ゆるい空気感
・人間関係重視の価値観
があります。
日本は、
“効率”
“正確さ”
“空気”
を重視する社会です。
一方、インドネシアは、
“人とのつながり”
“温かさ”
“楽しさ”
を重視する社会です。
もちろん、どちらにも良さがあります。
しかし、インドネシアには、日本では少し失われつつある、
“人間らしさ”
が残っている。
だからこそ、多くの日本人がこの国に惹かれていくのかもしれません。