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【インドネシア渡航】ガルーダ・インドネシア航空カウンターでのドタバタ騒動!

日本に一時帰国便に搭乗するため、まずはマカッサルからバリ行きのガルーダ・インドネシア航空国内線乗り継ぎ便に搭乗することになりましたが、マカッサル空港のチェックインで地上係員とのドタバタ騒動に発展してしまいました。

水産品サンプル

今回帰国の大きな目的は、水産品のサンプルをハンドキャリーで持参することになります。荷物の量も多くて、梱包を合わせて30Kgほどを運ぶことになります。ガルーダ・インドネシアのエコノミークラスの預け荷物の重量は46Kgまで運ぶことができますので、自分の荷物を16Kg以下にすれば、サンプル30Kgあっても無料の範囲内で運ぶことができます。通常エア便の貨物として日本まで運ぶと10万円位かかってしまうので、大幅な経費削減となります。荷物を運ぶので大変さと面倒なところはありますが、準備と手続きさえちゃんと行えば難しいことはありません。水産品は、植物や肉類などと違って輸出ができるのですが、前もって通常の貨物輸出手続きと同様にインドネシア海洋水産省の検疫を受け衛生証明書を取得する必要があります。インボイスとパッキングリストも用意して事前に検疫事務所に荷物を持っていき書類発行されればOKです。荷物には検疫済みのシールを封印されて終了です。その後空港のカウンターで荷物を預ける手続きする形となります。

早めに空港へ

インドネシアの国内線に搭乗する際には、空港到着は出発前ぎりぎりに到着するようにしてWEBチェックインでそのまま飛び乗る形が多いのですが、今回はカウンターでサンプル品の荷物預けがあるので、何かトラブルが発生する可能性を見越して出発2時間前にマカッサル空港に到着することになりました。

カウンターでの交渉も発生することを見越して、当社スタッフも空港内まで入ってもらい万全の体制をとります。

通常空港ターミナルの中には、搭乗者以外は立ち入ることはできませんが、スタッフも心得ていて、空港入り口のセキュリティに英語もインドネシア語も話せない日本人のサポートをするというと中まで入れることを知っています。

カウンターで揉める

ガルーダ・インドネシアのカウンターは空いている状態ですぐにチェックインの手続きが開始されました。

E-チケットを見せて搭乗手続きをすると、今回の航空チケットは、マカッサル、バリ・デンパサール、マナドを経由するため航空チケットはバリ・デンパサールまでは発券できるが、成田までの搭乗券はバリのチェックインカウンターで再手続きしてくださいとのことを言われます。

しかも荷物もバリの空港で一旦受け取ってくださいと言われたことから揉め始めます。いやいや、バリから成田までは国際線なのでマカッサルからスルーで荷物も運べるはずだと主張するのですが、バリの次にマナドに行くので国内線を2回挟むのでスルーバッケージできないと言い始めました。

マナドは国際線の経由便なので国内線ではないと反論しましたが、路線開設したばかりで空港スタッフも知らないようで、上司に電話をかけ始めます。案の定スムーズにいきません。しばらくカウンターで足止めとなりました。空港に早く来て正解でした。しばらく電話のやり取りがあったのですが、空港スタッフが上司に確認しても結局荷物はバリで一旦ピックアップしてくれの一点張りだったので、仕方なく受け入れることにしました。

サンプル中身チェック

バリまでの搭乗券をもらうと、次は空港検疫でのサンプルチェックが始まりました。ちゃんと書類もあるし、海洋水産省の検疫でチェック済のシールがついているのに、再度中身のチェックが必要なのかとここでも反論しましたが、受け入れられません。確かに空港検疫と海洋水産省の管轄が違うのは理解できますが、これがインドネシアだと諦めます。検疫ルームの中まで入らされて、一緒に中身のチェックを行います。

ここで、なにか変な言いがかりをつけられて、揉めるのは嫌だなと思いながら推移を見守っていましたが、中身のチェックを終えると、問題なしと再度封をすることを許可されました。空港検疫に、バリでも同じようなチェックをされるの勘弁して欲しいので、マカッサルとバリの空港検疫同士で情報共有しておいてもらい中身のチェックを無しにしてくれとお願いすると、わかった!写真をバリ空港に送っておくから再度チェックは必要ないようにしておく、と言ってくれました。話しがわかる職員で助かりました。

再度呼び止められる

検疫でのサンプルチェックも終了したので、空港の制限エリア内に行こうとすると、先程のガルーダ・インドネシアのチェックインカウンターの職員が走ってきて呼び止められました。先程預かった荷物は、バリで受け取りが不要で成田までスルーバッケージできるようになったので、再度手続きをし直すとのことでした。やっぱりスルーバッケージできることになり、バリの国内線から国際線まで荷物を運ぶ必要がなくなってほっとします。

こうして後を追っかけてくれるだけ、ありがたいと思いながら再度カウンターで、荷物タグの登録を修正します。

TOKYO NARITAと書かれた荷物の預り証を受け取ります。最後に荷物はスルーバッケージできるが、バリの空港で再度搭乗券だけは手続きしてくれと言われます。荷物が大丈夫で、搭乗券が発行されないのはおかしいと思いながらも、荷物の手続きさえなければ、バリでのカウンターでの手続きはさほど手間ではないので、バリまでの搭乗券で出発することにして空港制限エリアに入っていきました。

kenji kuzunuki

葛貫ケンジ@インドネシアの海で闘う社長🇮🇩 Kenndo Fisheries 代表🏢 インドネシア全国の魅力を発信🎥 タコなどの水産会社を経営中25年間サラリーマン人生から、インドネシアで起業してインドネシアライフを満喫しています。 インドネシア情報だけでなく、営業部門に長年いましたので、営業についてや、今プログラミングを勉強中ですので、皆さんのお役にたつ情報をお伝えします。