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インドネシアの弁当「HokBen」は日本食のひとつに成長

日本の弁当文化ですが、インドネシアでも日本の弁当は人気を博していました。
インドネシアにいると、かわいいキャラクターをマスコットとした弁当屋さんがあちこちで見ることができます。弁当屋の名前はずばり、ホックベン(インドネシア語表記HokBen)です。

Hokbenと聞いて日本人が真っ先に思い出すのは、やはり“ほかほか弁当”ではないでしょうか?

インドネシア実際に初めてHokBenを見たときに、「HokBenって、ほかほか弁当」の意味かなとインドネシア人にきくと、口を揃えて「ほかほか弁当」と日本語で云うので、よく日本語わかるなと関心したら、2013年まで「Hoka Hoka Bento」という店名だったそうです。

今やホックベンの弁当チェーンは、インドネシア国内で店舗展開しており、日本の弁当を広めています。

マスコットの名前は知らなかったのですが、調べてみると、太郎(男の子)と花子(女の子)の名前らしく、帽子にTとHがついています。

日本の企業は全く資本関係がないらしく、インドネシア人が経営している弁当チェーンとのことです。ちなみに、インドネシア人のほとんどが、日本の会社だと思っている事です。日本は「ほっかほっか亭弁当はあるけど、ホックベンはないよと言うと、皆驚きます。

店内は常に若い世代やファミリー層を中心に賑わっています。店内でも食べることができるのですが、宅配もあるので、インドネシアで会議が長引いたりすると、ホックベンがでてくる事も多いです。
日本人に気を遣っているのかわかりませんが、インドネシア初心者でも安心して食べることができます。

ホックベンのホームページを見ても、メニューが日本語でも表示してあって、なんとなく親近感が湧きます。

弁当の中身は、揚げ物中心のメニューで、焼肉などもあり、インドネシア人が好むメニューに揃えています。

日本の弁当とちょっと違うのは、全体的に茶色の見た目であまり美味しそうには見えませんが、味は意外と問題ありません。野菜はちゃんとボイルしてあるので、安心です。

ガルーダインドネシア航空は、国内線でも2時間以上のフライトでは機内食が提供されるのですが、びっくりしたのは、昨年に搭乗した際に提供された機内食が、ホックベンであった事です。

ついに機内食まで進出と驚きましたが、盛り付けはさておき、美味しくいただきました。機内でホックベンを食べるとは思いも寄らなかったです。

日本人が誇る弁当文化が遠く海を渡ったインドネシアでも人気があるのにはびっくりしますが、日本食文化の底力を感じます。

おいしく安心して食べられる弁当の魅力が、徐々にインドネシアの文化になっていく事を応援したくもなります。

インドネシアに行く機会あれば、一度ホックベンを試してみてください。

kenji kuzunuki

葛貫ケンジ@インドネシアの海で闘う社長🇮🇩 Kenndo Fisheries 代表🏢 インドネシア全国の魅力を発信🎥 タコなどの水産会社を経営中25年間サラリーマン人生から、インドネシアで起業してインドネシアライフを満喫しています。 インドネシア情報だけでなく、営業部門に長年いましたので、営業についてや、今プログラミングを勉強中ですので、皆さんのお役にたつ情報をお伝えします。

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