ラブアンバジョ最終日、ようやく晴れた空の下、ホテル最上階から絶景モーニング。丘の上を散策し、360度のパノラマとラブアンバジョの町並みを満喫。おしゃれなカフェ「Molas Bajo」で海を眺めながらのんびりコーヒータイムも。最後はホテルのインフィニティプールで海と一体化した写真を撮影し、ラブアンバジョ空港へ。名残惜しい滞在を締めくくりました。
ラブアンバジョ滞在もあっという間に最終日。フローレス島での自然満喫の旅も、いよいよ締めくくりです。
3日間泊まった「フラミンゴバジョホテル」で迎えた朝。なんと、この日はこれまでで一番の青空が広がっていました。
皮肉なもので、滞在中はずっと曇りがちで、夕方には毎日スコールのような雨。お目当ての夕陽も結局見ることができず…。でも、最後にこんな晴れた空が見られただけでもありがたいものです。
フラミンゴバジョホテルは、ラブアンバジョ港から車で15分ほど、小高い丘の上に建っています。
ロビーとレストランは最上階にあり、そこからの景色はまさに絶景。眼下にはエメラルドグリーンの海、その奥には丸い山のような小島「プル・クレタ」が浮かび、さらに遠くにはコモド諸島の島影がいくつも連なっています。
この日は、真っ青な空に太陽の光を浴びた海がキラキラと輝き、水平線まで見渡せる開放的な景色。こんなラブアンバジョの顔もあるのかと、滞在最終日にしてようやく実感できました。
朝食はインドネシア料理中心のビュッフェ。正直、料理の味は可もなく不可もなくですが、どんな高級ホテルにも負けない「ごちそう」は、この景色そのもの。
チェックアウトはお昼前なので、少し時間を使ってホテル裏の丘に登ってみました。
緩やかな坂道を5分ほど登ると、そこはほぼ360度のパノラマポイント。
振り返れば、泊まっているホテルの全景とインフィニティプール、そしてラブアンバジョの町並み、港が遠くに見えます。
正面には、穏やかな波の海と、特徴的な三角形の山「アメリア・ヒル」が堂々と鎮座。島の自然と海のコントラストが本当に美しい。
心地よい海風が吹き抜け、遠くからはピニシ船の汽笛が微かに聞こえてきます。こうして静かな時間を過ごすと、観光地の喧騒とは無縁の、ラブアンバジョ本来の魅力を改めて感じます。
ホテルの近くに気になるおしゃれなカフェ「Molas Bajo」があったので、立ち寄ってみました。
白壁と茅葺き屋根が目印の南国リゾート風の建物で、奥にはプール付きのヴィラもあります。カフェだけの利用もOKということで、迷わず入店。
ウッドデッキに座ると、目の前には一面の緑と、奥には青く広がる海、点在する島々。シンプルですが洗練されたインテリアとこのロケーションの組み合わせが贅沢です。
アイスコーヒーを注文し、しばらく海を眺めながら一息。さっきまでの観光の疲れもすっかり癒される、極上の時間でした。
ホテルに戻り、最後は「フラミンゴバジョ」の名物、インフィニティプールへ。
水面と海の境目が溶け合い、まるで自分が海の上に浮かんでいるような不思議な感覚。写真を撮れば、海と空が一続きになったような幻想的な一枚が完成します。
この日は光の加減も絶妙で、映える写真をしっかり撮影できました。
滞在を終え、空港へ向かう車の窓からは、続々と建設中のホテルやレストラン、進化し続けるラブアンバジョの姿が見えました。
観光地としての開発は進んでいますが、コモド諸島ならではの自然の迫力と、昔ながらの素朴な町の雰囲気もまだまだ残っています。
次はもっと天気が良いタイミングで、絶景の夕陽リベンジと、まだ行っていない離島巡りをしに戻ってきたい、そう思わせてくれる町でした。