コモド諸島観光の拠点、ラブアンバジョは、近年急速に観光インフラが整い、おしゃれなカフェやレストランが次々と誕生しています。今回はそんなラブアンバジョ滞在の最後を、絶景と美食で締めくくる「Le Bajo Flores」と「Altomare Restaurant」をご紹介します。
昔ながらの港町の素朴な雰囲気を残しつつも、近年の開発ラッシュで街の雰囲気はどんどん洗練されてきたラブアンバジョ。カフェやレストランのレベルも年々アップしており、観光だけでなく、グルメ好きにもおすすめの場所へと変貌しています。
洞窟探検やコモド国立公園を満喫した後、ひと休みにぴったりだったのが「Le Bajo Flores」。まるで海に浮かぶようなウッドデッキの上に建てられた、開放感抜群のおしゃれカフェレストランです。
港から白い桟橋を渡ると、リゾート感たっぷりの建物が登場。天井まで吹き抜けの広々とした空間に、白とウッドを基調としたインテリア、観葉植物がアクセントを添え、南国らしいゆったりとした時間が流れています。
Le Bajo Floresの最大の魅力は、何と言っても海の上に設置されたハンモックエリア。ここに寝転び、透明度の高いサンゴ礁を眺めながら潮風を浴びるひとときは格別。
しかも、ここはそのまま海に飛び込んでもOK！リゾート気分を満喫しながら、水着でそのまま海遊びができる開放的なレストランは、ラブアンバジョでも珍しい存在です。
ドリンクメニューは、コーヒーやフレッシュジュース、アルコールまで豊富に揃い、私はビンタンビールとオレンジジュースを注文。目の前には、コモド諸島クルーズに出発する伝統的なピニシ船が行き交い、絶景と共にリラックスした時間を過ごせます。
料理は、欧州料理をベースに日本食や地元インドネシア料理も融合。今回はナチョスとフライドチキンをシェアして軽めのランチにしましたが、他にも本格的な食事メニューが揃っており、夜のバー利用にも良さそうです。
・場所：ラブアンバジョ中心部から車で約5分、港エリア
・特徴：海上デッキ、ハンモックエリア、海水浴可、多国籍メニュー、絶景スポット
・予算：ドリンクRp50,000～、軽食Rp80,000～、食事Rp100,000前後～
海と一体化した贅沢空間で、ゆったりとしたラブアンバジョの午後を過ごしたい方にはおすすめのスポットです。
ラブアンバジョ最後の夜は、街の中心部にある人気イタリアン「Altomare Restaurant」でディナーを楽しみました。こちらも数年前にできたばかりの新しいレストランで、観光客だけでなく地元の人にも人気の一軒です。
店内は、木の温もりを感じるナチュラルなデザイン。天井が高く、ほどよい照明が落ち着いた雰囲気を演出しています。屋根裏風のデザインが印象的で、席数も多く、グループでの利用にもぴったり。
観光地のレストランにありがちな賑やかさはなく、静かに食事を楽しみたい方にはちょうどいい雰囲気でした。
今回はインドネシア産の赤ワイン「ISOLA」を注文。バリ島などで生産されているワインで、しっかりとした果実味があり、料理との相性も良好。
前菜にはガーリックブレッドとトマトソース、スナック感覚で楽しめるポテトフライ、フレッシュなグリーンサラダ。メインは定番のマルゲリータピザをチョイス。薄焼き生地にトマトソースとチーズがたっぷり、香り高いバジルがアクセントになって、シンプルながら美味しい一品でした。
カルパッチョなどの海鮮料理やパスタメニューも豊富で、イタリアン好きにはたまらないラインナップです。
・場所：ラブアンバジョ中心部、主要ホテルエリアから徒歩圏内
・特徴：本格イタリアン、落ち着いた雰囲気、インドネシアワインも楽しめる
・予算：前菜Rp50,000～、ピザ・パスタRp100,000～、ワインボトルRp400,000前後～
観光の締めくくりに、美味しい食事とワインでゆったり過ごすには最適なレストランでした。
コモドドラゴンや絶景シュノーケルで有名なラブアンバジョですが、近年はこのようにおしゃれなカフェやレストランが次々と登場し、滞在中の楽しみ方もどんどん広がっています。
海に浮かぶカフェLe Bajo Flores、夜は本格イタリアンAltomare…どちらもリゾート気分と美食を堪能できる、今のラブアンバジョらしい新定番スポットです。
ラブアンバジョ滞在をさらに充実させたい方は、ぜひ訪れてみてください。