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絶景の夕焼けと海を望む!ラブアンバジョ「フラミンゴバジョ」宿泊

インドネシア・フローレス島の西端、ラブアンバジョはコモド国立公園への玄関口として世界中から観光客が訪れる人気スポットです。今回、家族とともに3泊4日でこのラブアンバジョに滞在し、久々のコモド国立公園観光を満喫することに。到着早々、目の前に広がったのは、茜色に染まる圧巻の夕焼け。宿泊先の「フラミンゴバジョ」での滞在と、夜のラブアンバジョ市内の様子を詳しくレポートします。

コモド空港到着、幻想的な夕焼けの出迎え

デンパサールからガルーダ・インドネシア航空で約1時間半、ラブアンバジョのコモド空港へ到着しました。飛行機を降りると、ちょうど日没のタイミング。空はすでに赤く染まり始め、瞬く間に真っ赤な夕焼けが広がっていきます。

この景色を見るだけで「ラブアンバジョに来て良かった」と思えるほど、空と海が茜色に包まれる光景は圧巻。もし飛行機が定刻通りに到着していたなら、ホテルからこの絶景を見られたのに…と少しだけ悔やみつつも、車窓からしばらく続く夕焼けの美しさを堪能しました。

ラブアンバジョの夕暮れは、一年を通して比較的美しい日が多いですが、ここまで赤く染まるのはかなり珍しいとのこと。街全体がオレンジやピンクのグラデーションに包まれ、海面に反射する光も幻想的です。

コスパ抜群の「フラミンゴバジョ」にチェックイン

今回宿泊するのは、空港から車で約15分の「フラミンゴバジョ(Flamingo Bajo)」。2年前にも利用し、景色とコスパの良さが気に入ってリピートしました。ラブアンバジョは年々観光客が増え、ホテル価格も上昇傾向ですが、このホテルは1泊80万ルピア前後で宿泊可能。リゾートホテルと比べると設備はシンプルですが、必要なものは揃っています。

客室は清潔感があり、ベッドの寝心地も良好。何より魅力は、ホテルのバルコニーやインフィニティプールから見える壮大な海の景色です。日が暮れた後も、遠くに停泊する船の明かりが海面に揺れ、リゾートらしい非日常感を演出してくれます。

ラブアンバジョの発展と課題

ラブアンバジョの街は、世界遺産コモド国立公園の拠点として、近年急速に開発が進んでいます。中心部には新しいホテルやレストラン、カフェが次々にオープンしていますが、インフラ整備はまだ追いついていないのが現状です。

特に移動手段には注意が必要。配車アプリ(GRAB、GOJEK)は使えず、タクシーもほとんど見かけません。バイクタクシー(Ojek)はありますが、観光客向けではないため、家族連れやグループ旅行の場合は、ホテルでレンタカーや専属ドライバーを手配するのがおすすめです。

また、中心部から離れると、コンビニやスーパーマーケットも少なく、必要なものは事前に街で買い揃えておくと安心です。

街の規模は小さいものの、観光客の急増に伴い、今後さらに便利な環境が整っていくことが期待されています。

人気レストラン「Taman Laut Handayani」でディナー

この日は、ホテルで少し休憩した後、ラブアンバジョ市内の人気シーフードレストラン「Taman Laut Handayani」へ。港近くの高台に位置し、夜景を眺めながら食事が楽しめることで評判です。

レストランのテラス席からは、港に停泊するピニシ船がライトアップされ、海面に映る光とともに幻想的な風景を演出。夜風に吹かれながら、美しい夜景を眺めつつ、家族でゆっくり食事を楽しめる贅沢なひとときです。

今回は、イカのグリル、揚げトウモロコシ(バクワン・ジャグン)、空芯菜の炒め物などを注文。いずれも素材の良さを生かした素朴な味付けで、どの料理もビールと相性抜群でした。

また、レストランのユニークなインテリアも印象的。編み込みデザインの個室風シートは、まるで鳥の巣のような形状で、プライベート感もあり写真映えも抜群です。

3泊4日のラブアンバジョ滞在スタート

こうして、絶景の夕焼けに始まり、夜景とシーフードで締めくくるラブアンバジョ初日が無事終了。これから3泊4日の滞在を通して、コモド国立公園の大自然や、無人島ビーチ、世界有数のダイビング&シュノーケリングスポットを満喫していきます。

kenji kuzunuki

葛貫ケンジ@インドネシアの海で闘う社長🇮🇩 Kenndo Fisheries 代表🏢 インドネシア全国の魅力を発信🎥 タコなどの水産会社を経営中25年間サラリーマン人生から、インドネシアで起業してインドネシアライフを満喫しています。 インドネシア情報だけでなく、営業部門に長年いましたので、営業についてや、今プログラミングを勉強中ですので、皆さんのお役にたつ情報をお伝えします。