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【マカッサルから15分】ラマダン中のサマロナ島が“無人の楽園”だった!休日なのに誰もいない贅沢

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休日なのに、誰もいない

マカッサルからわずか15分。

気軽に行けるリゾートとして知られるサマロナ島ですが、この日、私は少し驚きました。

「…あれ、誰もいない。」

休日の昼間にも関わらず、ビーチには人影がほとんどありません。

普段であれば、ローカル観光客や家族連れでにぎわうはずのこの島が、まるで時間が止まったかのように静まり返っていました。

その理由は、ラマダンです。

インドネシアではラマダン中、日中の活動が大きく変わります。

断食をしている人が多いため、外出やレジャーを控える人が増えるのです。

結果として、本来なら混雑するはずのリゾートが、“完全な空白”になる。

これが、ラマダンのサマロナ島です。

船で15分、別世界に入る

マカッサルの港から小さなボートに乗り込み、エンジン音とともに海へ出ます。

市街地の喧騒が徐々に遠ざかり、視界には青空と海だけが広がる。

この“切り替わり”が、サマロナ島の魅力のひとつです。

わずか15分。

しかし、その短い時間で完全に別世界に入る感覚があります。

都市と自然の距離が、ここまで近い場所はなかなかありません。

音が消える島

島に降り立ってまず感じたのは、「静かすぎる」ということでした。

・車の音は当然ない

・人の話し声もほぼない

・聞こえるのは波の音と風だけ

普段、私たちは無意識のうちに大量の音に囲まれています。

しかし、この島ではそれが一気に消える。

この“音の欠如”こそが、最大の贅沢なのだと感じました。

ガゼボに座り、何もせず海を眺める。

それだけで、時間の流れがゆっくりになるのがわかります。

ガゼボで過ごす、何もしない時間

サマロナ島には、ビーチ沿いにいくつかのガゼボ(東屋)が設置されています。

この日はほぼ貸し切り状態。

好きな場所を選び、誰にも邪魔されずに過ごすことができます。

私はガゼボに座り、ただ波を眺めながら過ごしました。

ただ風を感じ、音を聞き、時間を過ごす。

普段の生活では“何もしない時間”を作ることは意外と難しいですが、ここではそれが自然にできてしまいます。

海に入るという贅沢

日差しが強くなってきたタイミングで、海に入ります。

サマロナ島の海は、遠浅で穏やか。

波もほとんどなく、ゆっくりと体を預けることができます。

泳ぐというより、“浮かぶ”感覚です。

ふと空を見上げると、雲がゆっくり流れている。

周囲には誰もいない。

この瞬間、「これは本当に贅沢な時間だ」と実感しました。

観光地の“賑わい”とは真逆の価値が、ここにはあります。

ビンタンビールと非日常

そして、ガゼボに戻り、冷えたビンタンビール。

この一杯が、すべてを完成させます。

ラマダン中ということもあり、

この島ではアルコールも含めて“静かに楽しむ”空気があります。

騒ぐ人もいない。

音楽もない。

だからこそ、この一杯の価値が際立つのです。

なぜ「誰もいない」が価値になるのか

通常、観光地は「人が多い=人気がある」という構図です。

しかし、サマロナ島のラマダンは真逆です。

人がいない=価値が最大化する

これは非常に面白い現象です。

・静けさ

・プライベート感

・時間の自由さ

これらは、本来お金を払ってでも手に入れたい価値です。

しかし、ラマダンという文化的背景によって、

それが“無料で手に入る状態”になっている。

つまりこれは、“需要と供給の一時的な逆転”です。

観光ビジネスの視点で見ても、非常に興味深いポイントです。

ラマダンは“静けさを買える季節”

インドネシアに住んでいて感じるのは、

ラマダンは単なる宗教行事ではないということです。

社会全体のリズムが変わる。

・昼は静か

・夜は活発

・人の行動が一斉に変わる

その結果、今回のように

「誰もいない楽園」が生まれるのです。

これは旅行者にとって、実は大きなチャンスです。

15分で行ける“本当の贅沢”

マカッサルからたった15分。

それだけで、

・音が消え

・人が消え

・時間がゆっくり流れる場所に行ける

しかもラマダン中であれば、それが“完全貸し切り”になる可能性がある。

今回の体験を通して改めて感じたのは、

贅沢とは「高いお金を払うこと」ではなく、

「余計なものがないこと」なのかもしれません。

波の音だけが響くサマロナ島。

何もしない時間こそが、

一番価値のある時間でした。

記事の最後
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kenji kuzunuki

葛貫ケンジ@インドネシアの海で闘う社長🇮🇩 Kenndo Fisheries 代表🏢 インドネシア全国の魅力を発信🎥 タコなどの水産会社を経営中25年間サラリーマン人生から、インドネシアで起業してインドネシアライフを満喫しています。 インドネシア情報だけでなく、営業部門に長年いましたので、営業についてや、今プログラミングを勉強中ですので、皆さんのお役にたつ情報をお伝えします。