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【静けさの中で夕陽を独り占め】マカッサル・アカレナビーチで過ごす贅沢なひととき

マカッサル中心部から車で約10分の「アカレナビーチ」は、夕陽と静寂を楽しむ大人の隠れ家。黒砂の海岸に腰を下ろし、ゆっくりと沈む夕陽とその後の空の色の移り変わりを眺める時間は、まさに癒しのひととき。有料ビーチならではの静けさも魅力です。

都会の喧騒から少し離れて──マカッサルの隠れた夕陽スポット

マカッサル市内中心部から車で約10分。Tanjung Bunga(タンジュン・ブンガ)エリアに広がる「アカレナビーチ(Pantai Akkarena)」は、

市街地から気軽にアクセスできるにもかかわらず、静かで落ち着いた時間を過ごせる隠れ家的なビーチです。

黒砂の海岸に、優しく打ち寄せる波。賑やかな観光地とは異なり、有料ビーチであるがゆえに人も少なく、

訪れる人々はそれぞれのペースで、思い思いの時間を過ごしています。

アカレナビーチの魅力

ゆっくり沈む夕陽と、その後に広がる“静寂のグラデーション”

アカレナビーチの最大の魅力は、やはりその「夕景」です。

17時を過ぎるころから太陽が水平線に近づき、空はオレンジ色から茜色、やがて濃い群青へとゆっくり移り変わっていきます。

桟橋の先に腰を下ろし、頬を撫でる海風を感じながらその変化をじっくりと眺める時間は、まさに極上のひととき。

特に、太陽が完全に沈んだあとの空の色合いが美しい。赤紫から青へ、そして一面の星空へと続く空のグラデーションは、

静かに、けれど確かに心に染み渡っていきます。

この移ろいをゆっくりと味わうことこそが、アカレナビーチの本当の楽しみ方と言えるかもしれません。

ガゼボを借りて過ごす、贅沢なサンセットタイム

ビーチ沿いには屋根付きのガゼボ(東屋)が点在しており、1時間あたり30,000ルピアで利用可能。

日差しを避けつつ、椅子に深く腰掛けてのんびりと過ごすことができます。

持ち込んだ飲み物やおやつを味わいながら、ただ空と海の変化を眺める──。そんな“何もしない贅沢”を、ここでは心ゆくまで味わえます。

「有料」だから快適

マカッサルには無料で楽しめる海辺も多くありますが、アカレナビーチが人々に選ばれる理由は、その“有料”という仕組みにあります。

小額ながら入場料が設定されていることで、海岸がきれいに清掃されて場の秩序が守られ、過度に混雑することもありません。静かに落ち着いた空間の中で自然と向き合うことができるのです。

“静けさ”そのものが、このビーチの最大の魅力なのかもしれません。

心の波も穏やかに

日が沈み、空の色がゆっくりと変わっていく時間帯──。その瞬間を、心の奥で感じながら、慌ただしい日々から少し距離を置きたいとき、アカレナビーチで空の変化と心の静寂を

ただそこに座って、空を見上げる。それだけで、きっと何かが変わりそうです。

入場料と基本情報

入場料:1人 15,000ルピア(2025年現在)

ガゼボ利用料:1時間 30,000ルピア

所在地:Jalan Tanjung Bunga, Makassar, Sulawesi Selatan

アクセス:市内中心部からGrabやGojekで約10分。

kenji kuzunuki

葛貫ケンジ@インドネシアの海で闘う社長🇮🇩 Kenndo Fisheries 代表🏢 インドネシア全国の魅力を発信🎥 タコなどの水産会社を経営中25年間サラリーマン人生から、インドネシアで起業してインドネシアライフを満喫しています。 インドネシア情報だけでなく、営業部門に長年いましたので、営業についてや、今プログラミングを勉強中ですので、皆さんのお役にたつ情報をお伝えします。