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レンボンガン島シュノーケルツアー体験記!マンタとタイマイに出会った感動の海(ハプニングあり)

レンボンガン島発の人気シュノーケルツアーに参加し、ヌサ・ペニダのマンタポイントで迫力満点のマンタと遭遇!その後、美しいサンゴ礁やタートルポイントで希少なタイマイにも出会い、感動の連続でした。時にはハプニングもありましたが体験する3時間は一生の思い出に。レンボンガン島を訪れるなら必見のアクティビティです。

最初にマンタポイントへ

レンボンガン島での滞在2日目。朝8時に港へ集合し、人気の「シュノーケルツアー」に参加しました。最大の目玉は、マンタに出会えるチャンスがあること。この日は少し曇り空で、朝の海風は肌寒さを感じさせました。海に飛び込む瞬間の冷たさを思うと少し緊張しましたが、ブリーフィングを受けていよいよ出発。期待を胸にツアーが始まります。

ボートはレンボンガン島を出発し、ヌサ・ペニダ方面へと向かいます。

約20分の移動で、視界に観光船が次々と現れ、やがて小さな湾のように囲まれた海域に到着。そこが「マンタポイント」です。

船上から海をのぞくと、すでに黒い巨大な影がゆったりと泳いでいるのが見えました。まさにマンタ!この瞬間、テンションは一気に最高潮。ガイドの「今すぐ飛び込んで!」の合図とともに、次々と海へ飛び込みました。

水中での感動!10匹以上のマンタに囲まれる夢の時間

海に入ると潮の流れが想像以上に速く、体がぐんぐん流されていきます。しかしその先に待っていたのは、翼を広げるように優雅に泳ぐマンタの群れ。

ざっと数えて10匹以上。体長3メートルを超える個体もいて、すぐ目の前をすり抜けていく姿は圧巻です。マンタと目が合ったような瞬間には息を呑み、その迫力に体が震えるほどでした。海の中でしか味わえない圧倒的な存在感——まさに夢のような体験でした。

ハプニング発生!船を見失い漂流しかける

ところが感動の最中、思わぬハプニングに遭遇します。マンタを夢中で追いかけているうちに、仲間の姿も船の位置も見失ってしまったのです。

周囲には同じ目的のツアー客や船が多数あり、どれが自分のグループのものか判別できません。潮の流れに任せて泳いでいたため、完全に迷子になり、正直焦りました。

幸い、近くの別グループの船に合図を送り助けてもらい、そこから自分の船を呼んでもらって無事合流。船に戻るとガイドから「仲間から絶対に離れないこと!」と厳しく注意を受けました。大自然の中では小さな油断が命取りになることを、改めて実感しました。

2つ目のスポット!サンゴ礁と熱帯魚の楽園

気を取り直して次に向かったのは「サンゴ礁ポイント」。ここはダイバーにも人気のスポットで、海底一面に広がるサンゴの間を、カラフルな熱帯魚たちが縫うように泳いでいます。

透明度の高い海に光が差し込むと、サンゴや魚たちが一層鮮やかに輝き、まるで天然の水族館。マンタの迫力とは対照的に、癒やしの時間を楽しむことができました。流れも穏やかで、写真や動画を撮る余裕もあり、リラックスした雰囲気でシュノーケルを満喫しました。

3つ目のスポット!タートルポイントでタイマイと遭遇

ツアーの最後に訪れたのは「タートルポイント」。その名の通り、海亀に出会える確率が高い場所です。ここは流れが速く、ガイドの合図に従って流される形で泳いでいきます。

すると、目の前のサンゴの上に一匹のカメが現れました。近づいてよく見ると、それはアオウミガメではなく、鋭いクチバシのような口を持つ タイマイ(Hawksbill Turtle)。

複雑な模様の甲羅、ギザギザした背甲、特徴的なくちばし——その姿はまさにタイマイそのものでした。サンゴの隙間に顔を突っ込み、海綿を食べている様子は生態そのまま。美しいサンゴ礁が広がるレンボンガン島の海は、彼らにとってまさに理想的な環境なのだと感じました。

間近で見るタイマイは迫力がありながらも穏やかで、堂々と泳ぐ姿はまるで海の守り神のよう。「マンタだけでも大満足」と思っていたツアーでしたが、最後にタイマイに出会えたことで、感動はさらに大きなものになりました。

午前11時、帰港!心に残る3時間

約3時間のシュノーケルツアーを終え、レンボンガン島に戻ってきたのは午前11時。あっという間に時間が過ぎ、心地よい疲労感と達成感が残りました。

船を降りて砂浜を歩いた瞬間、「本当に特別な体験だった」と実感。マンタの迫力、美しいサンゴ礁、そしてタイマイとの遭遇。どれも夢のようなひとときでした。

ホテルに戻ってシャワーを浴びた後は、ビーチ沿いのカフェで冷たいビンタンビールを片手に余韻を楽しみました。南国の海で体験した非日常を振り返る時間は、何より贅沢なご褒美です。

まとめ

  • ツアー料金:300,000ルピア
  • 所要時間:約3時間(8:00集合〜11:00終了)
  • 見どころ:マンタポイント、サンゴ礁ポイント、タートルポイント

迫力満点のマンタ、美しいサンゴ礁、そしてタイマイとの遭遇。さらには思わぬハプニングまで含め、すべてが忘れられない体験となりました。

レンボンガン島を訪れる方にはぜひ体験してほしいツアーです。仲間から離れず、ガイドの指示を守りながら、安全に楽しむことを心に刻んでください。そこには、南国の海でしか出会えない奇跡の時間が待っています。

kenji kuzunuki

葛貫ケンジ@インドネシアの海で闘う社長🇮🇩 Kenndo Fisheries 代表🏢 インドネシア全国の魅力を発信🎥 タコなどの水産会社を経営中25年間サラリーマン人生から、インドネシアで起業してインドネシアライフを満喫しています。 インドネシア情報だけでなく、営業部門に長年いましたので、営業についてや、今プログラミングを勉強中ですので、皆さんのお役にたつ情報をお伝えします。