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コモド国立公園の奇跡の海!タカマカッサルとウミガメに感動するシュノーケル体験

透き通るエメラルドグリーンの海に浮かぶ幻想的な砂浜タカマカッサル、色鮮やかなサンゴ礁、そしてウミガメとの感動の出会い。大自然が織りなすコモドの海を、家族だけのプライベートツアーで満喫した、忘れられないシュノーケリング体験をお伝えします。

コモド島の後は感動の海の世界へ

コモド島でコモドドラゴンと間近で出会うという夢が叶ったあと、私たちのプライベートツアーはさらに続きます。次の目的地は、コモド国立公園の美しい海を満喫できるシュノーケルポイント巡り。

スピードボートに乗り込み、最初に向かったのは「タカマカッサル(Taka Makassar)」という絶景のサンドバンクです。ここは真っ白な砂浜が、エメラルドグリーンの海にぽっかりと浮かぶ、まるで絵画のような別世界。

ボートが近づくにつれ、真っ青な海の中に、うっすらピンクがかった砂浜が見えてきます。そう、このタカマカッサルも、ピンクビーチ同様、砕けた赤いサンゴ礁が混ざっていて、光の加減によってほんのりピンク色に輝くのです。

コモド国立公園の豊かなサンゴ礁が、こうした幻想的な景色を生み出していると思うと、自然の力に感動せずにはいられません。

タカマカッサルでシュノーケリング体験

タカマカッサルは、干潮時には広大な砂浜が現れますが、私たちが訪れた時間帯は、潮が少し満ちていて、膝下ほどまで水がかかる状態でした。でも、それがまた美しく、透明な海に白い砂浜が揺らめく様子はまるで夢の中のよう。

腰まで海に入ると、白砂とサンゴ礁が織りなすコントラストが広がり、まるで南国の楽園にいるかのような感覚に包まれます。

シュノーケルをつけて水中を覗くと、透明度抜群の海の中には、小さな魚たちが群れをなして泳いでいました。魚影は濃いとは言えませんが、海の透明度が素晴らしく、白い砂とサンゴ礁が広がる海底は、見ているだけで心が癒されます。

タカマカッサルは泳ぎまわるというより、のんびりと海を眺めたり、写真を撮ったりするのにぴったりのスポット。天気は曇りがちでしたが、それでも十分にその美しさを堪能できました。

マンタポイントでサンゴ礁ダイブ

次に向かったのは「マンタポイント」。その名の通り、ここでは大きなマンタ(オニイトマキエイ)を間近で見られることで有名です。

ですが、残念ながら私たちが訪れた6月はマンタのシーズン外。スタッフも「この時期はマンタが少ない」と教えてくれたので、あまり期待はしていませんでした。

それでもせっかくなので、海に入ってみると、そこには広大なサンゴ礁が広がっていました。シュノーケルをつけて潜ると、色とりどりのサンゴが一面に広がり、その間を小魚たちが優雅に泳いでいます。

潮の流れが早く、フィンをつけていても体が流されてしまい、最初は少し怖かったのですが、しばらくすると慣れてきて、サンゴの間を漂うように泳ぐことができました。

マンタには出会えなかったものの、サンゴ礁の美しさと海の迫力は圧巻。十分に満足できるダイブとなりました。

ウミガメとの奇跡の出会い タートルポイント

最後は「タートルポイント」へ。ここは高確率でウミガメと出会えるスポットとして知られています。ウミガメ好きとしては絶対に外せない場所です。

期待を胸に海へ飛び込むと、そこはまるで天然の水族館。サンゴ礁と海藻が生い茂り、魚たちが自由に泳ぎ回る中、よく目を凝らすと、海底にじっとしているウミガメを発見!

おそらく10m近く深い場所にいたので、近づくのは難しいかなと思ったその瞬間、ウミガメが海面に息継ぎに上がってきたのです。

その姿は、想像以上の迫力と優雅さ。大きな甲羅をゆっくりと揺らしながら水面近くまで上がってきて、私たちのすぐ1mほど手前を悠々と泳いでいきます。

透明な海に太陽の光が差し込み、ウミガメの模様がくっきりと浮かび上がったその瞬間は、まるで映画のワンシーンのような美しさでした。

さらに数匹のウミガメにも遭遇し、写真もたっぷり撮影。こんなに間近でウミガメと泳げる体験は、人生でもそう何度もないはず。感動で胸がいっぱいになりました。

コモドの自然が生み出す奇跡の海

タカマカッサル、マンタポイント、タートルポイント…それぞれに個性のある海の世界を堪能し、コモド国立公園がいかに自然の宝庫であるかを改めて実感しました。

観光地として有名なコモド島ですが、その周辺の海もまた、負けず劣らず素晴らしいものです。サンゴ礁の保護活動も進められ、美しい海を次世代に残そうという意識が伝わってきます。

コモドドラゴンとの出会い、幻想的な砂浜タカマカッサル、サンゴ礁に包まれた海でのシュノーケル、そしてウミガメとの奇跡の出会い。

そんな非日常の体験ができるのは、インドネシアでもここコモド国立公園だけかもしれません。

kenji kuzunuki

葛貫ケンジ@インドネシアの海で闘う社長🇮🇩 Kenndo Fisheries 代表🏢 インドネシア全国の魅力を発信🎥 タコなどの水産会社を経営中25年間サラリーマン人生から、インドネシアで起業してインドネシアライフを満喫しています。 インドネシア情報だけでなく、営業部門に長年いましたので、営業についてや、今プログラミングを勉強中ですので、皆さんのお役にたつ情報をお伝えします。