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空港から10分!「Karya Rebo」で味わう本格バビ・グリン ― ローカルの味を快適空間で

バリ島を代表するローカル料理といえば、やはり「バビ・グリン(Babi Guling)」。香ばしく焼き上げられた豚の皮、スパイスの効いたご飯、そしてサンバルの刺激が一体となる、まさに“バリの味”。旅のうち一度は食べておきたい一品です。そんなバビ・グリンの名店のひとつが、ングラ・ライ空港から車で約10分の場所にある「Rumah Makan Babi Guling Karya Rebo(ルマ・マカン・カリヤ・レボ)」。以前からローカルに愛されてきた名店ですが、今回訪れると隣に真新しい建物が完成しており、店内は広く快適に生まれ変わっていました。今回は、その新しいKarya Reboで味わった“進化したバリのローカルグルメ体験”を詳しくご紹介します。

ローカルの人気店が、見違えるようにリニューアル!

バリ島のデンパサール南部、ングラ・ライ空港から車でわずか10分ほど。通り沿いにひときわ目立つ赤い看板が「Karya Rebo Bali(カリヤ・レボ・バリ)」です。

以前はローカルらしい小さなワルン(食堂)スタイルでしたが、現在は二階建ての白い外観のモダンな建物へとリニューアル。

赤い「BABI GULING KARYA REBO」の文字が映える新店舗は、まるでカフェのような清潔感があります。

看板には、トラディショナルなバリの頭巾をかぶったキャラクターのロゴが描かれており、観光客にも入りやすい雰囲気。駐車場も広く、車や観光バスの出入りもスムーズ。特に空港から近いため、フライト前後の食事にも便利な立地が魅力です。

広く、明るく、快適!

新しい建物に入ると、まず感じるのはその開放感。高い天井にファンが回り、木目調の床が心地よい温もりを与えています。

テーブルや椅子は統一感のある木製で、カジュアルながら清潔。以前のローカル食堂の雰囲気を残しつつも、まるでバリのカフェのような洗練された空間に生まれ変わっていました。訪れたのは昼どき。店内は地元客と観光客でほぼ満席。2階席にはエアコンが完備されており、涼しい風に包まれながら食事を楽しめます。外の暑さを気にせず、快適にバビ・グリンを味わえるのは大きなポイントです。

カウンターではスタッフが忙しそうに注文をさばき、ガラスケースの中には香ばしく焼き上げられた豚肉やサテ(串焼き)、ラワール(バリ風スパイス野菜和え)がずらりと並びます。その光景だけで食欲をそそられます。

サテとラワールの調和が絶妙

今回注文したのは定番の「Nasi Babi Guling Campur(ナシ・バビ・グリン・チャンプル)」。一皿にご飯、豚の皮、揚げ物、サテ、スパイス炒め、サンバル・マタ(生唐辛子ソース)など、バリの味がぎゅっと詰まっています。まず目を引くのは、艶やかに焼き上がった豚の皮。パリッとした歯ごたえのあとに、じゅわっと広がる脂の旨味。それを追いかけるようにサンバルの辛さがピリッと刺激します。

赤く染まったサテ・バビ(豚の串焼き)は、甘辛いバリ風の味付けで、香ばしい炭の香りが鼻を抜けます。

ラワール(香草と豚肉の和え物)はスパイスが複雑で、辛味・酸味・塩味が一体となった深い味わい。全体を混ぜて食べると、まさに“バリそのもの”を口いっぱいに感じられます。さらにスープが添えられており、スパイスの効いたスープが口の中をリセット。辛さと旨味のバランスを整えてくれる名脇役です。

冷房の効いた2階席で味わう“ローカルグルメの進化形”

以前のKarya Reboは、屋外テーブル中心の“ローカルらしいにぎわい”が魅力でしたが、新店舗では快適さと清潔感が格段にアップ。特に2階のエアコン席は、旅行者にとって理想的な環境です。

冷たい空気の中で、熱々の豚肉とスパイシーなサンバルを味わう――このギャップがたまりません。

窓からはデンパサール市街の景色が広がり、バイクと車が行き交うバリの日常を眺めながら、ゆっくりと食事を楽しむことができます。

バリの伝統料理を現代的な空間で楽しむ――Karya Reboのリニューアルは、まさにその新しいスタイルを象徴しています。

お土産コーナーも充実!「Frozen Menu」で持ち帰りもOK

店内には、冷凍バビ・グリンやラワール、サテなどの“お持ち帰りコーナー”もあります。観光客向けに真空パックされた商品が並び、ホテルや自宅で再びKarya Reboの味を楽しむことも可能です。さらに1階の一角には「Karya Rebo Oleh-Oleh(カリヤ・レボ お土産コーナー)」も併設。バリ産コーヒー、スナック、調味料など、バリらしい商品が所狭しと並び、食後のショッピングも楽しめます。

アクセス抜群!空港からもすぐ立ち寄れる立地

Karya Rebo Baliは、ングラ・ライ空港(デンパサール国際空港)から車でおよそ10分。空港近くということもあり、フライト前のランチや到着後の最初の一食にもぴったりです。

主要道路沿いに位置しているため、車でもバイクでもアクセスしやすく、駐車場も完備。

Google Mapsで「Karya Rebo Bali」と検索すれば、すぐに出てくるほどの人気店です。

まとめ

昔ながらのバビ・グリンの風味はそのままに、店舗デザインやサービスがより快適になった「Karya Rebo Bali」。新しくなっても味の芯はブレず、しっかりとローカルの魂が息づいています。皮はパリパリ、肉はしっとり、サンバルは刺激的――。それを涼しい2階席でゆっくり味わう時間は、まさに至福のひととき。観光客にも地元の人にも愛され続ける理由が、ここにあります。空港からも近く、旅の始まりにも終わりにも立ち寄れる最高のローカル食堂。次回バリを訪れる際は、ぜひこの**「Karya Rebo」の新店舗で“ととのった”バビ・グリン体験**を味わってみてください。

店舗情報

店名:Rumah Makan Babi Guling Karya Rebo Bali

住所:Jl. Raya Kuta No.97, Kuta, Bali

営業時間:08:00〜21:00

おすすめメニュー:Nasi Babi Guling Campur(ナシ・バビ・グリン・チャンプル) 約IDR 50,000〜

アクセス:ングラ・ライ国際空港から車で約10分

kenji kuzunuki

葛貫ケンジ@インドネシアの海で闘う社長🇮🇩 Kenndo Fisheries 代表🏢 インドネシア全国の魅力を発信🎥 タコなどの水産会社を経営中25年間サラリーマン人生から、インドネシアで起業してインドネシアライフを満喫しています。 インドネシア情報だけでなく、営業部門に長年いましたので、営業についてや、今プログラミングを勉強中ですので、皆さんのお役にたつ情報をお伝えします。