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成田からジャカルタへJAL725便 搭乗記!快適なバルクヘッド席で7時間の空の旅

成田の雨に見送られ、JAL725便で南国ジャカルタへ。機材はボーイング767-300ER(JA618J)、座席は広々とした15Aバルクヘッド。白ワインと「そらのごはん」を味わいながら、映画を2本鑑賞。快適な7時間の空の旅でした。通算54回目のインドネシア渡航が、静かに幕を開けます。

雨の滑走路を離れ、南の空へ

成田空港第2ターミナル、搭乗ゲート71番。

午前のフライトを前に、雨に濡れた滑走路がガラス越しに広がっていました。

外はあいにくの空模様でしたが、これも旅の始まりを演出してくれる大切な風景です。

窓の外では、ボーディングブリッジ越しにJALの機体が静かに出発の準備を進めており、スタッフの動きや誘導車のライトが雨の水滴に反射して美しく輝いていました。今回搭乗するのは JAL725便 ジャカルタ行き。機材は ボーイング767-300ER(JA618J)。定刻は11:15発でしたが、出発準備がやや遅れ、搭乗開始は11時30分ごろとなりました。今回の座席は 15A、エコノミークラス最前列のバルクヘッド席。足元が広く、長時間フライトでもゆったりと過ごせるのが魅力です。搭乗直後から快適そのもので、周囲の乗客も静かで落ち着いた雰囲気。長年この路線を利用してきましたが、やはりバルクヘッドは“特等席”と呼びたくなる快適さです。

成田の雨を抜けて離陸

離陸前には安全ビデオが流れ、機内の照明がゆっくりと落とされます。

窓の外には細かな雨粒が残り、エンジン音が次第に高まると、機体は滑走路をゆっくりと進み始めました。

成田の雨に包まれながら離陸。

機体がふわりと浮かび上がった瞬間、翼の上を流れる雨の筋が光を帯びて消えていく様子が印象的でした。雲を抜けたあとは一面の白い世界。やがて青空がのぞき、気持ちも晴れやかになります。

まずは白ワインとおつまみで乾杯

シートベルトサインが消えると、ドリンクサービスがスタート。最初の一杯には白ワインをチョイスしました。軽やかな香りとともに、旅の緊張がふっと和らぎます。

機内食 “そらのごはん”で味わう和のぬくもり

離陸から約1時間後、昼食のサービスが始まりました。

JALの機内食「そらのごはん」は、若手シェフのRED U-35による監修メニュー。

今回は「和食」または「洋食」からの選択です。

私は和食をチョイス。メインは「鶏照り焼きとUMAMI野菜ソース」。副菜には出汁が効いた煮物、優しい味わいの卵料理、小鉢の酢の物など。炊き込みご飯との相性も抜群で、空の上とは思えないほどしっかりとした味わいでした。サイドにはフレッシュサラダと味噌汁。

食後の飲み物はコーヒーを選び、ゆっくりと機内食を締めくくります。

JALの和食はいつも安心感があり、長時間のフライトでもほっとできる味。見た目にも丁寧で、まさに“おもてなしの機内食”という印象です。

映画を2本鑑賞 ― 空の上のリラックスタイム

食後は映画タイム。今回は2本の映画を鑑賞しました。機内という限られた空間の中で、物語に没入できる時間は格別です。ヘッドホン越しに流れるBGMと機体の微かな振動が心地よく、あっという間に時間が過ぎていきました。

フライト中盤、ふと窓の外を見ると、青く透き通る海と小さな島々が見えました。ちょうどフィリピン周辺の上空を通過中。白い砂浜と緑の森が点在し、まるで絵画のような風景です。長年この路線を利用していても、この瞬間の美しさには毎回息をのむものがあります。成田の雨から一転、まぶしい陽光と青い海。“南へ向かう旅”を実感する、心躍る光景でした。

雲の合間からのぞく光に、旅の終わりが近づくのを感じました。

ジャカルタ・スカルノハッタ国際空港に到着

約7時間半のフライトを経て、現地時間17時過ぎ、ジャカルタ・スカルノハッタ国際空港に到着しました。

日本の秋から一転、ここは常夏の国インドネシア。

湿った空気とともに、再びこの地に帰ってきた実感が湧き上がります。今回のJAL725便は、出発がやや遅れたものの、到着はほぼ予定通りの17:08着。さすがJAL、安定した運航ときめ細やかなサービスに安心感があります。767-300ERは最新機材ではないものの、座席の広さと落ち着いたキャビンの雰囲気が魅力。特にバルクヘッド席は、足を伸ばせる快適さと静けさで、長時間フライトでも疲れを感じませんでした。

第54回目の渡航を終えて

成田の雨に見送られ、雲を抜け、青い海を越えてたどり着いたジャカルタ。通算54回目となる今回の渡航も、JALならではの温かいサービスと快適な空の時間に包まれました。この路線は私にとって、もはや単なる移動ではなく“日常の延長”のような存在。それでも毎回、離陸の瞬間や機内食の香り、着陸前のアナウンスを聞くたびに、旅の新鮮さを感じます。

✈️ 搭乗データメモ

   日本航空(Japan Airlines)    JAL725便(成田 → ジャカルタ)

  • 出発空港              成田国際空港(NRT)第2ターミナル
  • 到着空港              スカルノ・ハッタ国際空港(CGK)ターミナル3
  • 機材           Boeing 767-346ER(JA618J)
  • 座席番号              15A(エコノミークラス)
  • 出発予定時刻       11:15 JST
  • 実際の出発時刻    12:07 JST
  • 到着予定時刻       17:05 WIB(現地時間)
  • 実際の到着時刻    17:08 WIB
  • 飛行距離              約4,467km
  • 飛行時間              約7時間
kenji kuzunuki

葛貫ケンジ@インドネシアの海で闘う社長🇮🇩 Kenndo Fisheries 代表🏢 インドネシア全国の魅力を発信🎥 タコなどの水産会社を経営中25年間サラリーマン人生から、インドネシアで起業してインドネシアライフを満喫しています。 インドネシア情報だけでなく、営業部門に長年いましたので、営業についてや、今プログラミングを勉強中ですので、皆さんのお役にたつ情報をお伝えします。