最近、少し驚くニュースを目にしました。
インドネシアの首都ジャカルタが
「東南アジアで2番目に安全な都市」
に選ばれたというのです。
ランキングの1位はもちろんシンガポール。
しかし、その次に来たのがジャカルタでした。
多くの人がイメージするジャカルタは
渋滞が激しい
軽犯罪が多い
治安が不安
そんな都市かもしれません。
しかし、最新の調査では
バンコクやクアラルンプールより安全
という評価になったのです。
現地に住んでいる私からすると
これは「意外でもあり、納得でもある結果」です。
今回はこのニュースをきっかけにジャカルタの治安は本当に良くなっているのかを考えてみたいと思います。
2026年に発表された
Global Residence Index の調査によると、
東南アジアの安全都市ランキングは次の通りです。
1位 シンガポール(0.90)
2位 ジャカルタ(0.72)
3位 バンコク(0.65)
4位 ビエンチャン
5位 ハノイ
6位 クアラルンプール
7位 プーケット
8位 ホーチミン
9位 プノンペン
10位 マニラ
驚くのは
ジャカルタが2位に入っていることです。
バンコクやクアラルンプールは
観光都市として有名で、
インフラや都市整備も進んでいるイメージがあります。
その都市より
ジャカルタの方が安全という評価なのです。
このランキングは
単純な犯罪率だけではなく
・社会の安定
・都市管理
・公共サービス
・リスクレベル
など複数の要素を総合して評価されています。
ジャカルタの場合
ここ数年で大きく変わったポイントがあります。
ジャカルタ中心部では
監視カメラが急増しています。
特に
Sudirman
Thamrin
SCBD
Kota Tua
などのエリアは
ほぼ完全に監視されています。
昔のジャカルタと比べるとかなり安全度は上がりました。
インドネシアは警察のプレゼンスがかなり強い国です。
ショッピングモール
ホテル
イベント
どこに行っても必ず警備員や警察がいます。
銃を持った警察も普通にいます。
これは日本人には少し緊張感がありますが
実際には犯罪抑止にはかなり効果があります。
ジャカルタの生活はほとんどモール中心です。
レストラン
カフェ
買い物
娯楽
すべてモールで完結します。
そしてモールは
入り口でセキュリティチェック
車の下をミラー確認
バッグ検査
という空港レベルのセキュリティがあります。
そのためモールの中は非常に安全です。
私はインドネシアに10数年住んだり行き来していますが
正直に言うと昔より安全になっていると感じます。
いまから10年前は、
歩道橋はひったくりがあるから渡るな
バスはスリがあるので乗るな
夜間は歩くな
など注意喚起されていました。
もちろん今でも注意は必要です。
例えば夜の裏道、バイクひったくり、スリなどはゼロではありません。
しかし普通に生活している分には日本人が危険な目に遭うケースはかなり少ないと思います。
特にジャカルタ中心の高級モールやビジネスエリア、高級住宅地
このあたりはむしろかなり安全です。
実はジャカルタで怖いのは犯罪ではありません。
交通です。
渋滞
バイク
運転の荒さ
これは日本人にとってかなりストレスです。
事故リスクという意味では犯罪より交通の方が危険かもしれません。
シンガポールとの差
とはいえ1位のシンガポールとの差は大きいです。
シンガポールは
法律が非常に厳しい
罰金文化
完全な都市管理
という特徴があります。
ガムを噛むだけで
罰金という世界です。
ジャカルタはそこまでではありません。
それでも「東南アジアで2位」というのは
かなり大きな変化です。
日本では「ジャカルタ=危険」というイメージがまだまだ強いと思います。
しかし実際に住んでみるとそれはかなり誤解です。
もちろん
渋滞
空気
都市の混沌
こうした問題はあります。
しかし同時に巨大なエネルギーと成長力を感じる都市でもあります。
今回の「東南アジアで2番目に安全」という結果はそんなジャカルタの変化を象徴するニュースなのかもしれません。
今回のランキングをまとめると
東南アジアで最も安全な都市
1位 シンガポール
2位 ジャカルタ
ジャカルタは
バンコク・クアラルンプールより上
治安改善の背景
監視カメラ
警備強化
モール社会
そして実際に住んでいると
「危険な都市」というより
カオスだけど安全な都市
という印象です。
これからインドネシアの経済が成長すれば
ジャカルタの評価もさらに変わっていくかもしれません。
私自身もこの街の変化をこれからも現地で見続けていきたいと思います。