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ラブアンバジョの隠れた絶景!神秘のランコ洞窟で泳ぐ青の世界

コモドドラゴンとの出会い、絶景ビーチ、ウミガメとのシュノーケル…そんな夢のような体験の締めくくりに、ラブアンバジョで訪れたのが「ランコ洞窟(Gua Rangko)」。鍾乳洞の中に広がる、まるで青の洞窟のような神秘的な空間で、実際に泳ぐことができる非日常体験。アクセス方法や洞窟の特徴とともに、その感動を詳しくご紹介します。

レンタカーでランコ洞窟へ

朝9時、レンタカーを手配し、ラブアンバジョ市内から東へ約40分のドライブ。目指すのは、ラブアンバジョでもまだ観光客の少ない秘境スポット「ランコ洞窟(Gua Rangko)」です。

海沿いの絶景ルートを走ると、道中はコモド諸島の島々や青い海が広がり、南国らしいゆったりとした風景を楽しめます。車でアクセスできるのは小さな漁村まで。そこからは船に乗り換えて洞窟を目指します。

穏やかな入江をボートで移動

漁村の港には、昔ながらの木造ボートがずらりと並びます。ここでボートをチャーター(1人100,000ルピア)して、ランコ洞窟へ出発。

ボートは穏やかな入江を進み、透明度抜群のエメラルドグリーンの海を眺めながら、約15分のクルーズ。

波もほとんどなく、まるで湖のような静けさに包まれ、あっという間に目的地へ到着します。

洞窟への山道を歩き、ランコ洞窟に到着

ボートを降りて、木々に囲まれた小道を約10分ほど歩きます。ランコ洞窟の入場料は1人50,000ルピア。緩やかな坂を登っていくと、崖の中腹にぽっかりと開いた鍾乳洞の入口が現れました。

中へ入ると、想像以上に広く高さのある空間が広がり、無数の鍾乳石が天井から垂れ下がっています。まるで天然の彫刻のような不思議な景色。そして洞窟の奥には、透明度の高い美しい天然プールが広がっています。

ランコ洞窟の特徴と、青く見える理由

ランコ洞窟最大の魅力は、洞窟内に広がる「青い水面」。この幻想的な青色は、洞窟の構造と光の反射が生み出す自然現象です。

洞窟の天井には小さな穴が開いており、昼頃になると太陽の光がその穴から差し込みます。その光が透明度の高い海水に反射し、水面が青く輝いて見えるのです。まるでイタリアの「青の洞窟」を思わせる、ラブアンバジョならではの秘境スポットです。

さらに、ランコ洞窟の水は海水で、地下で外の海とつながっているため、常に水が循環し透明度が保たれているのも特徴。鍾乳石とエメラルドブルーの水が織りなす空間は、写真以上に実物は神秘的で、一歩足を踏み入れるとまるで異世界に迷い込んだような感覚に包まれます。

神秘の水中へ、人生初の洞窟スイム

せっかくなので、勇気を出して洞窟内の天然プールへ。最初は薄暗く、底がどこまであるのかわからないので少し不安でしたが、次々と観光客が楽しそうに飛び込んでいく姿を見て、思い切ってチャレンジ。

水に入ると、その透明度に驚かされます。鍾乳石が反射する幻想的な光、底まで見渡せるほどのクリアな水…。ここが洞窟の中とは思えないほどの開放感に包まれます。

泳いでみると、海水ならではの浮力で身体がふわりと浮き、心地よい感覚。天井から垂れ下がる鍾乳石の間をすり抜けながら泳ぐという、ここでしか体験できない特別な時間を満喫しました。

ラブアンバジョならではの貴重な体験

コモド国立公園の大自然と絶景を満喫した後、さらにもう一歩、ラブアンバジョの秘境を楽しみたい方に「ランコ洞窟」はおすすめです。

「青の洞窟」と呼ばれる幻想的な水面、鍾乳石が創り出す自然の彫刻、透き通る海水の中を泳ぐ感動…アクセスは少し手間がかかりますが、ボートに乗り、鍾乳洞の中を泳ぐという非日常体験は、まさに一生忘れられない思い出になります。

次回ラブアンバジョを訪れる機会があれば、ぜひこの隠れた絶景スポットを体験してみてください。

ランコ洞窟の場所はこちら

漁村まで車で移動して、船に乗り換えます

ランコ洞窟

kenji kuzunuki

葛貫ケンジ@インドネシアの海で闘う社長🇮🇩 Kenndo Fisheries 代表🏢 インドネシア全国の魅力を発信🎥 タコなどの水産会社を経営中25年間サラリーマン人生から、インドネシアで起業してインドネシアライフを満喫しています。 インドネシア情報だけでなく、営業部門に長年いましたので、営業についてや、今プログラミングを勉強中ですので、皆さんのお役にたつ情報をお伝えします。