バリでの1泊トランジットを経て、いよいよフローレス島・ラブアンバジョへ出発。デンパサール空港ではラウンジでバリ料理ナシチャンプルを満喫し、ガルーダインドネシア航空でコモド空港へ快適に移動しました。
今回のバリ滞在は、実質トランジットのような形で1泊だけ。しかし家族とヴィラでゆっくり過ごし、ようやく次の目的地であるフローレス島・ラブアンバジョへ移動するタイミングがやってきました。
ただ、ここに来るまで少し不安も。数日前に、ラブアンバジョ近郊に位置するレオトビ火山が噴火し、しばらくの間、フライトが欠航になる事態が発生。タイミングによっては旅程変更の可能性もありましたが、幸いにも噴火の影響は次第に落ち着き、空港も通常運航に戻ったとのこと。ひとまず安心し、空港へ向かうことにしました。
宿泊していた北クタのヴィラでは、チェックアウトぎりぎりの12時までのんびり過ごしました。プールサイドで最後のコーヒーを楽しみつつ、バリらしい田んぼビューの景色を目に焼き付けます。
その後、事前に手配していた送迎車でデンパサール空港へ移動。昼間ということもあり、混雑を覚悟していましたが、この日はスムーズで50分ほどで空港に到着できました。
チェックインカウンターはそこまで混雑しておらず、順調に手続きを終えて制限エリア内へ。出発までまだ余裕があったため、コンコルディア・ラウンジで昼食をとることに。
このラウンジ、数年前と比べてかなり設備がアップグレードされており、食事の内容も充実。
特に、バリ名物のナシチャンプルコーナーが魅力的でした。自分で好きな具材をプレートに盛り付けるスタイルで、サンバルマタやアヤムベトゥトゥ、サテリリッ、テンペゴレン、ピーナッツ、野菜炒めなど、バリらしいラインナップが揃っています。
せっかくなので、たっぷりと盛り付けていただきました。家族もこのナシチャンプルには大満足。「ラウンジでこれだけ本格的なバリ料理が楽しめるとは思わなかった」と、ついついおかわり。
デザートやドリンクコーナーも豊富で、アイスティーやフレッシュジュース、コーヒー、甘いスイーツまで揃っており、出発前とは思えないくらいしっかりお腹を満たしてしまいました。
食事を終えてくつろいでいると、フライトが30分遅延とのアナウンスが入りました。とはいえ、ラウンジで快適に待てるので、まったく問題なしです。
搭乗開始は、当初の予定である15時25分から遅れ、15時35分頃からスタート。
使用機材は、ガルーダインドネシア航空のB737-800NG(PK-GMA)、座席は32K、非常口座席のすぐ後ろということで、リクライニング制限もなく快適かと思いきや…残念ながら翼の真上。景色は見えづらいですがフライトを楽しみたいと思います。
15時50分に機内ドアが閉まり、いざ出発…かと思いきや、ここでまた空港の混雑に直面。デンパサール空港は、夕方の時間帯は特に離着陸が集中するため、滑走路に入るまでしばらく待機が続きました。
結局、出発順は7番目。予定よりもだいぶ遅れ、ようやく16時30分頃に離陸となりました。上空に出ると一気に視界が開け、雲海の上は晴れ間が広がっています。
フライト時間は約1時間、天気次第でコモド島周辺の絶景が楽しめるはずですが、この日はやや曇りがち。それでも、雲の切れ間からうっすらとコモド島やフローレス島の輪郭を確認することができました。
目的地であるラブアンバジョ・コモド空港には、定刻より約1時間遅れの17時30分に無事到着。
火山の噴火による心配もありましたが、現地は落ち着いており、問題なく着陸できたことにひと安心です。これからフローレス島・ラブアンバジョでの本格的な滞在がスタート。
コモド島観光やシュノーケリング、美しい自然を楽しむ計画を立てています。
思いがけない噴火の影響やフライトの遅延もありましたが、無事にここまでたどり着けたことに感謝しつつ、次の滞在を思い切り満喫したいと思います。