マカッサルの新しいシーサイドスポット、Centre Point of Indonesia(CPI)に、2024年11月、スペシャルティコーヒーブランド「Expat. Roasters」が新たにオープンしました。
この日、初めて訪れ、マカッサルで最も美しいと評判される夕方を、テラス席からの美しい海とピニシ船の景色とともに楽しんできました。
これから乾季に入り、マカッサルできれいな夕陽を楽しみたい方におすすめのカフェをご紹介します。
バリ発祥のスペシャルティコーヒーブランドで、インドネシア各地の農家と連携し、最高品質の豆を仕入れ、独自の焙煎で提供してきました。
マカッサルの海岸埋立地であるCPI(Centre Point of Indonesia)の海沿いに、マカッサル初出店となります。
海を望む開放感あふれるロケーションと共に、洗練されたカフェ体験が楽しめる場所として注目を集めています。
シックな外観とガラス張りのエントランスが印象的で、一歩中へ足を踏み入れると、モダンなインダストリアルデザインが絶妙に融合した、落ち着きのある空間が広がります。そこには、洗練された世界がありました。
バリ産の豆を使用したエスプレッソや、香り高いコールドブリューなど、多彩なコーヒーメニューが楽しめます。
今回注文したのは「チーズケーキ」。
甘さ控えめで上品な口当たり。口に含むと、チーズのコクとまろやかな風味がふわっと広がり、濃厚すぎず軽やかすぎない絶妙なバランスでした。
ちょっと濃い目に注文したブラック・アイスコーヒーとともに、最高の夕陽を眺めながら楽しむには、これ以上ない一品でした。
最も楽しみにしていたのは、2階にある海に面したテラス席。
潮風を感じながら、コーヒーを片手に遠くに浮かぶマカッサル伝統の木造船「ピニシ船」を眺めることができます。
夕陽を浴びて金色に輝く海原を、ピニシ船がゆったりと進んでいく光景は、まさに息を呑む美しさ。
時が止まったかのような静けさと、心が洗われるような贅沢な時間が、そこには広がっていました。
太陽が傾き始めると、空はやわらかい桜色から濃い紅色へと、ゆっくりとグラデーションを描きます。
海はその光を反射し、波間にはまるで銀の粉を撒いたかのようなきらめきが広がり、金色に光り輝きます。
そして、紅に染まった海の上を渡るピニシ船の姿。
それはまるで絵画の中のワンシーンのような、幻想的なひとときでした。
Expat. Roasters CPI Makassarへは、マカッサル市内中心部から車で約15分〜30分。
GrabやGojekなどのライドシェアアプリを使えば、スムーズにアクセスできます。
現在、予約制ではなくウォークイン制ですが、夕方のテラス席は大変人気のため、早めの来店をおすすめします。
まだ現地でも「知る人ぞ知る」存在ですが、Expat. Roasters CPI Makassarは、これからマカッサルで夕方を楽しむ新たなスポットとして、確実に人気が高まるでしょう。
「ここでの夕陽は格別」と語られる日も、そう遠くないかもしれません。