今回も恒例の家族バリ旅行。両親と弟が日本からクアラルンプール経由でバリ入りするので、私が先にマカッサルからバリ島へ向かい、空港で迎えることにしました。フライトは少し遅れましたが、無事デンパサール空港に到着。しかし到着は午前、家族のフライトは夕方16時過ぎ…。約4時間、空港でどう時間を潰すかがポイントです。
到着直後、国内線ターミナル側を散策。すると、バリ島名物の看板が目に飛び込んできました。「AYAM BETUTU KHAS GILIMANUK BALI」の文字。ギリマヌクはバリ島西端、フェリーでジャワ島とつながる港町で、アヤムベトトゥの本場とも言われています。
アヤムベトトゥは、スパイスたっぷりの鶏肉料理で、もともとは蒸し焼きが主流ですが、この店はカリカリに揚げたタイプ。パリっと香ばしい皮の食感と、ジューシーな鶏肉の旨みが絶妙です。
プレートには、ご飯とともに、ピーナッツ、空芯菜の炒め物、サンバルマタ(生玉ねぎと唐辛子の辛味ダレ)が添えられ、まさにバリらしい味の組み合わせ。程よい辛さと香ばしさが、旅の疲れを吹き飛ばしてくれます。
美味しいランチの後は、リフレッシュも兼ねてマッサージへ。空港から徒歩圏内にある、「Anggita Spa」は私のお気に入り。ローカル感漂う外観ですが、腕前は確かで、価格も良心的。
今回は2時間コースで、足裏から肩・背中までしっかりケア。リクライニングチェアに身を委ね、じっくりほぐされると、移動疲れもすっかり癒されます。
南国らしいのんびりとした時間が流れ、ウトウトするほど気持ち良いひととき。これで夜まで元気に動けそうです。
マッサージ後は空港へ戻り、今度は国際線ターミナル側へ移動。今回、ホテルやヴィラへの送迎はKLOOKの空港送迎サービスを事前予約済み。KLOOKのカウンターとラウンジが空港内にあり、そこで時間つぶしができます。
ラウンジ内は明るく、バリ島らしいデザインが特徴。カフェスペースもあり、くつろぎながら到着を待つには最高の環境です。
アイスコーヒーを注文し、のんびりとカフェタイム。Wi-Fiも快適なので、スマホをチェックしつつ、到着便の状況を確認します。
しかもこのラウンジ、カジュアルな座席だけでなく、芝生風カーペットとビーズクッションのエリアも完備。足を伸ばして、まるでリゾートのような気分を味わえます。
このように、デンパサール空港周辺は、到着からの時間を有意義に使える工夫がたくさんあります。グルメ、マッサージ、カフェ、そして送迎サービスの待機場所まで、すべて徒歩圏内で完結。
夕方には両親と弟の便が到着予定。合流後はそのままKLOOKの車でヴィラへ向かい、今年のバリ旅行がいよいよスタートです。
空港での4時間をどう過ごすか次第で、旅の快適さは大きく変わります。次回バリ島を訪れる方は、ぜひこのプランを参考にしてみてください。